8月9日公開の映画『カーライル ニューヨークが恋したホテル』より、予告編と新たな場面写真が公開された。

　本作は、ニューヨーク・タイムズが「秘密の宮殿」と呼んだ伝説のクラシックホテル「ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル」について描いたドキュメンタリー。1930年創業のニューヨーク・マンハッタンに佇む「ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル」は、1泊200万円もするスイートルームがある超高級ホテル。その顧客には、英国王室や歴米大統領、映画スター、アスリートにミュージシャンと極上のセレブたちが名を連ねる。『ハンナとその姉妹』や『セックス・アンド・ザ・シティ』のロケ地としても知られ、2年間カーライルに滞在していたこともあるウディ・アレンは、ホテル内のカフェ・カーライルで今でも週に1度クラリネットを演奏している。

　本作では、常連客であるジョージ・クルーニー、ウェス・アンダーソン、ソフィア・コッポラら映画人がインタビューに答えている。ダイアナ妃とマイケル・ジャクソンとスティーブ・ジョブズが同じエレベーターに乗り、ダイアナ妃が沈黙を破るように「ビート・イット」を口ずさんだ、などというカーライルでしかありえないエピソードの数々が明かされる。

　公開された予告編は、ペギー・リーの軽やかなジャズソングにのせて映し出されるニューヨークの街並みと、そこに悠然と佇むカーライルの姿から始まる。ジョン・ハムが「このホテルに泊まれたら自慢になる」と断言し、クルーニーは「ホテルで過ごした夜には、人には言えないヤバいこともあった」と告白する。ケネディ元大統領とマリリン・モンローが逢瀬に使ったという秘密の通路の噂にも、ホテルスタッフは小粋にしらを切る。

■公開情報
『カーライル ニューヨークが恋したホテル』
8月9日（金）Bunkamura ル・シネマほか全国順次公開
監督・脚本：マシュー・ミーレー
撮影：ジャスティン・ベア
音楽：アール・ローズ
出演：ジョージ・クルーニー、ウェス・アンダーソン、ソフィア・コッポラ、アンジェリカ・ヒューストン、トミー・リー・ジョーンズ、ハリソン・フォード、ジェフ・ゴールドブラム、ウディ・アレン、ヴェラ・ウォン、アンソニー・ボーデイン、ロジャー・フェデラー、ジョン・ハム、レニー・クラヴィッツ、ナオミ・キャンベル、エレイン・ストリッチ
配給：アンプラグド
2018年／92分／アメリカ／カラー／16:9／ステレオ／原題：Always at the Carlyle／日本語字幕：小河恵理
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公式サイト：thecarlyle-movie.com