“人気女優への登竜門”高校サッカー選手権応援マネージャーに抜擢! 清原果耶、10代女優一の才能

 「パーンパ パパパ パッ」とオロナミンCのCMで日本中に元気を届けている清原果耶。12月30日に開幕した『第97回全国高校サッカー選手権大会』で、14代目応援マネージャーを務める、今大注目の若手女優だ。

 『全国高校サッカー選手権大会』の応援マネージャーといえば、人気女優への登竜門のひとつとしてもおなじみ。初代は堀北真希、続く2代目は新垣結衣というだけでインパクト絶大だが、ほかにも北乃きい、川島海荷、広瀬アリス、川口春奈、広瀬すず、永野芽郁といったそうそうたる面々が、過去にその大役を果たしてきた。

 今回、応援マネージャーに就任した清原は、人気ファッション誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルを務めるなど、幅広い活躍をみせる16歳。役者歴はさほど長くないが、その評価はすこぶる高い。

 2014年に開催された『アミューズオーディションフェス2014』でグランプリを受賞して芸能界入りした彼女は、翌年、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビュー。もともと別役のオーディションを受けて落選するも、プロデューサーから演技力の可能性を評価され、後日、女中・ふゆ役で声がかかったという。しかも、演じたのは15歳から20代後半までを演じるという難役。それを若干13歳、さらにはデビュー作で成し遂げており、この時点で女優としての才を感じざるを得ない。

『3月のライオン』(c)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

 2016年3月からは、同じくNHKで放送された『放送90年 大河ファンタジー 精霊の守り人』で、綾瀬はるか扮するヒロイン・バルサの少女期役に抜擢。2017年にはオーディションを勝ち抜き、神木隆之介がプロ棋士・桐山零を演じた映画『3月のライオン』で、零を優しく受け入れる川本家三姉妹の次女・ひなた役に臨んだ。

 ひなたは複雑な家庭環境にあり、細かなバックボーンのある中学生。笑顔ひとつとっても、心から滲む笑顔、影のある笑顔と表情の幅も広く、一筋縄ではいかない役どころだ。とりわけ絶賛されたのは、泣きのシーン。<前編>では、零に母親への思いをぶつけながらも、高まる気持ちを押しとどめるように流した大粒の涙が印象的だった。さらに<後編>では、いじめられている友人をかばったことで、自身がいじめの対象に。家を飛び出し「後悔なんてしない、しちゃだめだ。私のしたことは、絶対間違ってなんかない」と、決意を込めて泣きじゃくる姿が、観る者の心を激しく揺さぶった。

関連記事