波瑠と西島秀俊が初共演する映画『オズランド』に、橋本愛が出演することが決まった。

　遊園地を舞台にした本作は、主人公・波平久瑠美（波瑠）が、“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦（西島秀俊）とクセのある従業員たちに囲まれ、成長していく物語。橋本は久瑠美が配属される遊園地の先輩社員を演じる。

　熊本県にあるアミューズメントパーク「グリーンランドリゾート」全面協力の下撮影された本作。長谷川プロデューサーは橋本の起用理由について、幅広い演技力と魅力的な笑顔のほかに「熊本県のご出身ということもあり地元だから出せる表現があるのではと、ご縁を感じた」と語っている。

橋本愛コメント

はじめて台本を読んだ感想

物語の中に起承転結が5個くらいあり、バタバタと音が聞こえるような盛り沢山ぶりで、これはわちゃわちゃ騒がしい映画にしたいなと思いました。

撮影現場での思い出

役者の皆さんが、役や映画を豊かに膨らまそうと色んな発想を提示されるのを見て、自分もそれに負けないようにと絞り出してた記憶があります。あとは弥生ちゃんの明るさを手放さないようにとにかく楽しく笑ってました。

玉地弥生という役について

原作では達観したような雰囲気を持つ経験豊富な女性でしたが、映画ではぐぐっと若々しく、ぐぐっと弾けた明るさを持った女の子でした。なので小説からは遊園地のスタッフがどんなポリシーや習慣の中で働いているのかということだけを学び、あとは彼女の持つピュアな明るさでグリーンランドという場所そのものを表せたらいいなと思いました。

グリーンランドの思い出

幼い頃から来てたので記憶もたくさん残っていて、それをなぞるように歩き回ったり。時間があるときにひたすら遊ばせていただき、遊園地ラブな気持ちを満タンにして現場に戻ることができたので有難かったです。

■公開情報
『オズランド』
秋、TOHO シネマズ日比谷ほか全国公開
出演：波瑠、西島秀俊
監督：波多野貴文　
脚本：吉田恵里香　
原作：小森陽一『オズの世界』（集英社文庫刊）
幹事・企画・制作プロダクション：ROBOT　
製作：映画「オズランド」製作委員会
配給：HIGH BROW CINEMA、ファントム・フィルム
(c)小森陽一／集英社(c)2018 映画「オズランド」製作委員会
公式サイト：ozland.jp