映画『64-ロクヨン-』前後編2夜連続で地上波初放送 瀬々敬久監督「地上波放送がいちばん似合う」
佐藤浩市主演映画『64-ロクヨン-』の前後編が、TBSで3月18日と19日に2夜連続で地上波初放送されることがk徹底した。
横山秀夫のベストセラー小説を実写化した本作は、たった7日間で幕を閉じた昭和64年の少女誘拐殺人事件“ロクヨン”を軸に、主人公の広報官・三上義信の県警記者クラブとの衝突や警察内部の対立、そして、“ロクヨン”を模倣した新たな事件が発生し、昭和から平成へと続く“ロクヨン”と対峙する模様を描いた人間ドラマ。前編では、“ロクヨン”の発生から広報室と記者クラブの確執、その狭間で三上が広報官として覚醒していく姿が描かれ、後編では、“ロクヨン”を模倣した新たな誘拐事件の発生で県警全体に激震が走る中、さらなるマスコミ対応に追われる三上が迫る“ロクヨン”の真相と、新たな誘拐事件の衝撃の顛末が明かされる。
主人公のの広報官・三上義信を演じる佐藤浩市をはじめ、綾野剛、榮倉奈々、三浦友和、瑛太、永瀬正敏らが出演。『8年越しの花嫁』『友罪』の瀬々敬久が監督を務めた。第40回日本アカデミー賞では、主演の佐藤浩市が2度目となる最優秀主演男優賞を受賞し、優秀作品賞や優秀監督賞など10部門を受賞し話題となった。
地上波初放送にあたり、瀬々監督が「ドキドキしながら、放送の日を待っている」と喜びのコメントを寄せている。
瀬々敬久監督 コメント
映画『64-ロクヨン- 前編/後編』が初の地上波放送となる。僕らが子供の頃、それこそ昭和の時代は地上波テレビ放送で映画を見て、興味を持つようになるのが少年たちの習いだった。たった7日間しかなかった昭和64年に思いを残し、今もこだわり続ける人々を描いたこの映画には、地上波放送がいちばん似合うのではないだろうか。実際、僕自身が今からドキドキしながら、放送の日を待っている。まるで昭和の少年に戻ったように。
■放送情報
「地上波初放送!映画『64-ロクヨン-』前編」
3月18日(日)深夜1:55〜4:00、TBSにて放送
※関東ローカル
「地上波初放送!映画『64-ロクヨン-』後編
3月19日(月)深夜 2:06~4:00、TBSにて放送
※関東ローカル
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