嵐・二宮和也「全力で行きます!」 4月期日曜劇場『ブラックペアン』主演で“ダークヒーロー”に
4月スタートのTBS日曜劇場が、嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』に決定した。
シリーズ累計115万部を超える作家・海堂尊の小説『新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)が原作の同作は、彼が最初に発表した小説『チーム・バチスタの栄光』の原点となる、大きな権力や医学の限界に立ち向かっていく男の生き様を描いた人間ドラマ。
TBSの連続ドラマ出演は、2008年10月期放送の金曜ドラマ『流星の絆』以来10年ぶり、日曜劇場の主演は今回が初となる二宮が演じるのは、天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎。大学病院にいながら出世に興味のない一匹狼で、万年ヒラの医局員だ。手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医である一方、その傲慢な性格と言動が周囲との軋轢を常に生んでおり、同僚からは「患者を生かし、医者を殺す」と評される、 通称“オペ室の悪魔”。そんな渡海がメスを握る東城大学医学部付属病院に、他大学出身の新任の医師によって「外科医の腕を全く必要としない」手術用最新医療器具が持ち込まれ、新しい手術の形が導入されようとする。技量に左右されず誰でも扱えるという心臓手術用の医療機器に、外科医として手術の工程の一部を本当に任せることができるのか、この技術導入に裏はないのか……と疑い、反対する渡海の闘いが始まる。
初の外科医役に挑む二宮は、天才的な手技を持つ役とあって、「指導の先生に付きっきりで『今、目の前で起こっている事』の説明を伺いながら、 先日、心臓の手術を見学させて頂きました。初めて見る世界だったので、緊張しました」と、すでに手術見学などの事前勉強を始めていることを明かしている。
また、プロデューサーの伊與田英徳氏は「これまでに見たことのない、新しい二宮さんが見られると思います」とコメントしている。
主演・二宮和也 コメント
久々に連続ドラマに出演させていただきます。毎週観てくださる方々の感情を揺さぶれるよう、全力で行きます!
初めての外科医役のため、指導の先生に付きっきりで「今、目の前で起こっている事」の説明を伺いながら、 先日、心臓の手術を見学させて頂きました。初めて見る世界だったので、緊張しました。渡海征司郎という キャラクターについて、僕自身はあまりダークヒーローという認識をしていませんでしたが(笑)、長期間渡海を預からせていただくので、役とじっくりと向き合いたいと思います。
日曜劇場に出演するのは初めてですが、日曜日は家族揃って過ごすイメージなので、そういう日の最後の締めになれるように頑張りたいです。
プロデューサー・伊與田英徳 コメント
原作を手に取ったとき、あっという間にラストまで読み進んだことを、昨日のことのように覚えております。 あのハラハラドキドキした感動をドラマ化できるかと思うと大変光栄に思います。
主演の二宮さんは、以前、スペシャルドラマ『赤めだか』でご一緒させていただきました。その演じている姿を目の当たりにして、素晴らしいお芝居をされる方だと改めて痛感した次第です。さまざまな役を演じられてきた二宮さんに、ぜひとも、この渡海征司郎という天才外科医役を演じていただきたいと思い オファーさせていただきました。今回は初の外科医、しかもダークヒーローを演じられるので、これまでに見たことのない、新しい二宮さんが見られると思います。
医療の分野ならではのエピソードはもちろん、そこにまつわる人間の思いをしっかり描き、さらには、今回のドラマのキーアイテムとなる“ブラックペアン”の謎を最終回に至るまでしっかりと描いていきますので、是非楽しみにしていていただければと思います。
■放送情報
日曜劇場『ブラックペアン』
4月スタート 毎週日曜21:00〜21:54
出演:二宮和也ほか
原作:海堂尊『新装版 ブラックペアン1988』(講談社文庫)
脚本:丑尾健太郎
プロデューサー:伊與田英徳、川嶋龍太郎、峠田浩
演出:福澤克雄、田中健太、渡瀬暁彦
製作著作:TBS