中条あやみ主演映画『3D彼女 リアルガール』、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろうが出演

 中条あやみ主演映画『3D彼女 リアルガール』の追加キャストとして、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろうの出演が発表された。

(左上から時計回りに)清水尋也、恒松祐里、ゆうたろう、上白石萌歌

 本作は、累計発行部数100万部を超える那波マオ原作の同名コミックを『ヒロイン失格』『トリガール』の英勉監督が実写映画化した青春映画。アニメやゲームのバーチャルな世界を愛する高校生の“つっつん”こと筒井光と、男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉との恋の模様を描く。

 五十嵐色葉を演じるのは『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『覆面系ノイズ』の中条あやみ。オタク高校生・筒井ひかりを『ミックス。』『ちはやふる -結び-』の佐野勇斗が演じる。

 このたび発表されたキャストには、色葉と筒井と同じ高校に通う同級生イケメン・高梨ミツヤ役に清水、ミツヤに想いを寄せるキャピキャピ女子・石野ありさ役に恒松、筒井の後輩で、2次元オタク女子の綾戸純恵役をの上白石萌歌、筒井の良き理解者であり唯一の友人、“ネコ耳“命の優しいオタク仲間・伊東悠人役にゆうたろうが名を連ねた。

 彼らへのオファーについて、プロデューサーは「“ミツヤ・石野さん・綾戸さん・伊東”という4人のキャラクターは、一般的には“脇役”になりがちなのですが、脚本の段階から、英監督とは“色葉&筒井だけでなく、4人の誰かにも観客の皆さんに共感して貰える様、それぞれのエピソードや個性を大事に描こう”と話していました。ですので、キャスティングの際も、その4人の個性を大切に演じて貰える方を、という目線でお願いしました」とコメント。

 本作は、2017年8月上旬にクランクアップを迎えており、現在編集中。2018年秋の公開を予定している。

清水尋也(高梨ミツヤ役)コメント

撮影を終えての感想ですが、現場が常に笑いに包まれていました。アドリブの嵐で、たまにキャラを見失いそうになった程です。英監督は本番中もモニター前で爆笑してましたし、人生で1番ボケた1カ月間でした。人生で初めて金髪チャラ男を演じたので、僕にとって今作は1つの挑戦でした。観る方は替えの腹筋を用意して下さい。自らハードルを上げましたが、応えます。リアルに面白いです。このチームで映画を作れた事を幸せに思います。

恒松祐里(石野ありさ役)コメント

石野さんはとにかく明るくてパワフルな女の子だったので、それを前面に出して撮影中は過ごしていました! キャストの6人とは初対面の人もいたのに、物凄く仲良くなれてみんなでお芝居をするのが楽しかったです。本作は普通なら仲良くなりそうもない立場の6人が学校のヒエラルキー関係無く、仲間になっていくというのが魅力の一つだと思います。実際に物凄く仲良くなった私たちでしか出せない映像を見て頂きたいです!

上白石萌歌(綾戸純恵役)コメント

少女漫画原作の作品に挑戦するのは今回が初めてで、既にイメージが出来上がっている役柄に息を吹き込む作業はとても新鮮でした。私が演じる綾戸は、自分の世界の中だけで生きているような女の子ですが、初めての恋を経験して成長していきます。恋には人を変える力があるのだと実感した作品でした。同世代6人で個性をぶつけ合って作り上げたこの作品は、とても色鮮やかに、みずみずしく仕上がっていると思います。誰かを想うことの素晴らしさを教えてくれる作品です。スクリーンの中で私達と是非一緒に青春を味わいましょう!

ゆうたろう(伊東悠人役)コメント

とにかく周りのみなさんに助けられました。最初は初めての映画撮影の現場で不安しかなかったんですけどキャストのみんなが同世代っていうのもありすぐ仲良くなれた事がほんとに嬉しくて、お芝居の事も色々と相談出来たので緊張なく撮影に挑めました。正直戻れるなら戻りたいです。こんなにキラキラした現場で伊東くんとして過ごせた1カ月半が幸せでした。原作ファンの方、英監督のファン、キャストのファン、年齢性別問わず色んな方に観て頂きたいです。個人的には伊東くんの猫耳に是非注目して観て頂けたらなと思います。ご家族お友達恋人、はたまた1人で(僕は応援してます)劇場までキュンキュンしに行ってください!!

プロデューサーコメント 

“ミツヤ・石野さん・綾戸さん・伊東”という4人のキャラクターは、一般的には「脇役」になりがちなのですが、脚本の段階から、英監督とは「色葉&筒井だけでなく、4人の誰かにも観客の皆さんに共感して貰える様、それぞれのエピソードや個性を大事に描こう」と話していました。ですので、キャスティングの際も、その4人の個性を大切に演じて貰える方を、という目線でお願いしました。“ミツヤ”という役どころは、色葉や筒井と対立する関係で始まるので、掛け合いの間合いが難しいのですが、清水尋也さんは抜群の上手さで演じてくれ、演技面での現場のけん引役となってくれました。二枚目から三枚目を自在に行き来できる演技は末恐ろしい! “石野さん”は、色葉・筒井の恋愛インストラクターという立ち位置ですが、その「遠慮ない距離の近さ」「天真爛漫さ」を恒松祐里さんは見事に演じてくれました。めまぐるしく気分が変わるキャラの内面の演じ分けは素晴らしく、画面に彩りを加えてくれました。女性版筒井ともいえる“綾戸さん”ですが、上白石萌歌さんは体を張ったオーバーアクションにアドリブの台詞回しも絶妙で、キャラクターを良く研究しているんだなと感心しました。筒井との畳掛ける様な会話は微笑ましく、本番でも思わず笑ってしまいました。“伊東”という役は、猫耳がトレードマークなので、まずは「猫耳が似合う」ことが条件でしたが、ゆうたろうさんは映画初出演とは思えない演技でした。出番がない時でも現場に現れてスタッフにお茶を配ったりと、初の現場を楽しんでいたのが印象的でした。真夏の暑い中、撮影は過酷でしたが、とにかく6人は本当に仲良く元気いっぱいに演じてくれて、そんな雰囲気が作品にもきちんと表れていると思いますので、完成を楽しみに待っていてください。

■公開情報
『3D彼女 リアルガール』
2018年、秋全国ロードショー
出演:中条あやみ、佐野勇斗、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろうほか
原作:那波マオ『3D彼女 リアルガール』(講談社「KCデザート」刊)
監督:英勉
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 (c)那波マオ/講談社
公式サイト: http://www.3dkanojomovie.jp/

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