小松菜奈×大泉洋『恋は雨上がりのように』実写映画化決定 小松「原作の世界観をより大事に」

 小松菜奈と大泉洋のW主演で『恋は雨上がりのように』が実写映画化されることが決定した。

『恋は雨上がりのように』原作書影 (c)2014 眉月じゅん/小学館

 本作は、累計発行部数約175万部を突破し、2018年1月からはフジテレビの「ノイタミナ」枠ほかにてアニメ化も決定している眉月じゅんの同名コミックが原作のラブストーリー。陸上の夢を怪我で絶たれてしまった高校2年生の橘あきらと、バツイチ子持ちのファミレス店長・近藤正己、年齢差28歳の2人の恋模様を描く。

 小松が演じるのは、主人公の橘あきら。かつて陸上部のエースだったが怪我で陸上を離れ、心が傷ついていたときにファミレス店長・近藤と出会い、恋に落ちる役柄だ。一方の大泉は、バツイチで別れた妻との間にひとりの男の子がいる、かつては小説家を目指していたが、今はファミレス「ガーデン」の店長を務める近藤正己を演じる。小松と大泉の共演は今回が初となる。

 メガホンを取ったのは、『世界から猫が消えたなら』『帝一の國』の永井聡監督。11月15日より関東近郊にて撮影がスタートする。公開は2018年5月予定。

コメント一覧

小松菜奈(橘あきら役)

このお話をいただいて原作を読ませていただいたのですが、人を好きになるって
理屈じゃないなって純粋に思えた漫画に出会う事が出来ました。
最初は女子高生とおじさんの恋愛の話かなって思いましたが、
読み進めていくと2人の成長物語のように思います。
微笑ましく、ちょっぴり泣けたり、大切な想いだったり、人を好きになる事だったり
読んでいてなんとなく背中を押してくれる感じがしました。素直に伝えるって難しい事だけど、
私が演じるあきらとして素直にまっすぐ伝えたいです。
そしてあきらが恋をする相手・近藤を演じる大泉さんとは今回が初共演になります。
2人の絶妙な距離感や空気感を大泉さんと一緒に作り上げていくことに私自身とても楽しみです。
プレッシャーはありますが原作の世界観をより大事に永井監督、
大泉さんや共演者の方々と一緒に楽しく描ければいいなと思います。

大泉洋(近藤正己役)

最初にこの作品のオファーを頂いた時に「女子高生が中年のファミレス店長に恋をする話です」と聞いて、遂にそういう役が来たか!と胸の高鳴りを抑えられませんでしたが、原作を読ませて頂いて、
"自他共にみとめる冴えない男"だと分かり「ですよね!」と妙に納得したものでございました(笑)
原作は登場人物の心理描写がとても丁寧で、人を愛する事の難しさや、自分の気持ちに素直になる事の
大切さを考えさせてくれる素敵な作品だと思いました。
あきらの純粋過ぎる想いに、はじめは戸惑う近藤ですが、次第にその想いにどう応えていくのか、
彼なりに必死に向き合っていく。
そんな頼りないけど、どこか憎めない近藤役を精一杯演じたいと思っております。
そしてあきらを演じる小松さんとは今回が初共演になります。
2人の噛み合わない、もどかしいけれども可愛らしいかけあいを
小松さんと一緒に作っていければと思います。

監督:永井聡

45歳のさえないオッサンに、17歳のクールな女子高生が片想いをする話。
同世代のオッサンである私でも倫理的にどうなの?と思う設定なのに、原作はとても可笑しくて、瑞々しく、澄み切った青空の様な読後感で、映画化の話が来る前から、眉月先生のファンでした。
小松菜奈さんの暴走に翻弄される大泉洋さんを楽しんでください。
そして、映画館を出た後に、少し走りたくなる様な作品にしたいと思います。

原作:眉月じゅん

脚本が既にキラキラと輝いて見えました。しかも店長役にあの御存知大泉洋大先生とあればもう…!
小松菜奈ちゃんのスカートがどれだけ短いのかも気になるところです。演者の方々はもちろん、
永井監督のチャーミングさ溢るる楽しい映画になるのだろうと今からワクワクしております!

■公開情報
『恋は雨上がりのように』
2018年5月、東宝系にて公開
原作:眉月じゅん『恋は雨上がりのように』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載)
監督:永井聡
脚本:坂口理子
出演:小松菜奈、大泉洋ほか
配給:東宝
(c)2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会 (c)2014 眉月じゅん/小学館

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