天野浩成、渡邉剣主演のBL映画『花は咲くか』に出演 「桜井和明役を自分が演じたいと思いました」

 渡邉剣主演映画『花は咲くか』に、天野浩成が出演することが決定。あわせてメインカットが公開された。

(c)HIDAKA SHOKO,GENTOSHA COMICS 2009

  本作は、年の差カップルの純愛がテーマの日高ショーコによる同名BLコミックが原作。仕事漬けの日々を送るサラリーマンと、他人に興味が持てずひっそりと生きてきた大学生の出会いを描く。主人公の大学生・水川蓉一を演じるのは、本作が映画初主演となる、『動物戦隊ジュウオウジャー』シリーズの渡邉剣。本作が初の長編映画デビュー作となる谷本佳織が監督を務め、原作者完全監修のもと、『大奥』『ひだまりが聴こえる』の高橋ナツコが脚本を手がけた。

 このたび出演が発表された天野は、渡邉演じる水川に惹かれていくサラリーマン・桜井和明を演じる。『HIGH&LOW』や『仮面ライダー剣』などに出演してきた天野にとって、本作はBL初挑戦となる。公開されたメインカットでは、そんな2人の出会いのシーンが切り取られ、うつむきがちな水川と優しい表情の桜井が写し出されている。

 主演の渡邉、今回出演が発表された天野、そして谷本監督からはコメントも寄せられている。

渡邉剣 コメント

人気コミックの実写化で主演を演じさせていただける事、とても嬉しく思います。『花は咲くか』を読ませていただいた時に、年の差のある男性同士がお互いに惹かれていく様子がとても素直で純粋だなと感じました。あまり人と話さず、感情を表にしない蓉一と自分がどこか重なる部分がありました。この作品の肝となる「好き」ということを表現をする際に、自分自身が初めて恋をした時を思い出しながら演じました。2人が徐々に惹かれ合い恋心へと変わっていく所や、戸惑いながらもようやく気持ちが分かり合えた2人が初めてキスをするシーンにも注目して見ていただけると嬉しいです。

天野浩成 コメント

39歳にして初めてのBLと言われる作品との出逢いでした。戸惑いも最初はありましたが30 代最後の歳、自分の出来る限り芝居を精一杯演じたい!と思っていたタイミングでの出逢いでした。原作も直ぐに読み作品の内容、登場人物それぞれにとても素直に心を動かされる作品で、桜井和明役を自分が演じたいと思いました。原作を知っている方も、映画で初めて見る方も、この作品を楽しんで頂ける様に、監督と話し合い撮影に挑みました。そして、それぞれのシーンが素敵なものになり、桜井の気持ちがちゃんと繋がった作品になったと思いますので、みなさん楽しみにしていて下さい。

谷本佳織監督 コメント

大好きな作品の映画化に監督として携われたことを大変光栄に思います。 蓉一が色を重ねて絵を描くように、登場人物の感情を重ねて映画を作っていこう。そう意識しながら、惹かれあう蓉一と桜井さんの感情の動きを丁寧に作り込みました。リハーサルを重ねるたびに、渡邉さんと天野さんが、蓉一と桜井さんへと変わっていく様子を目の当たりにして、確かな手応えを感じました。そして、撮影初日の現場に立つ2人の姿は、まさに蓉一と桜井さんそのものでした。その他、美術やロ ケーションにもこだわって作ったので注目して欲しいです。たくさんの人に愛されている原作の魅力を、スクリーンでもお楽しみいただけますと嬉しいです。

■公開情報
『花は咲くか』
2018年2月24日(土)ロードショー
監督:谷本佳織
脚本:高橋ナツコ
キャスト:渡邉剣、天野浩成
原作:「花は咲くか」日高ショーコ(幻冬舎コミックス)
配給:東映ビデオ
(c)2018東映ビデオ
公式サイト:http://hanawasakuka-movie.com/

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