東京国際映画祭グランプリ作品『ブルーム・オブ・イエスタディ』公開決定

 『4分間のピアニスト』のクリス・クラウス監督最新作『DIE BLUMEN VON GESTERN(原題)』が、『ブルーム・オブ・イエスタディ』の邦題で9月30日より公開されることが決定した。

 本作は第29回東京国際映画祭グランプリ&wowow賞をW受賞したヒューマンドラマ。ナチスの戦犯を祖父に持つトトと、ナチスの犠牲者となったユダヤ人の祖母を持つザジが出会い、自らのルーツを探す旅を通して、過去に囚われていた男女が自分たちの人生を発見し前へ進む姿を描く。

 主人公のトトに扮するのは、『アクトレス ~女たちの舞台』のラース・アイディンガー。ヒロインにはダルデンヌ兄弟監督の『午後8時の訪問者』のアデル・エネルが務めた。

■公開情報
『ブルーム・オブ・イエスタディ』
9月30日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国順次ロードショー
出演:ラース・アイディンガー、アデル・エネル、ヤン・ヨーゼフ・リーファース、ハンナー・ヘルツシュプルング
監督・脚本・プロデューサー:クリス・クラウス
撮影監督:ソニア・ロム
ドイツ=オーストリア/2016年/123分
配給:キノフィルムズ・木下グループ 
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