女優・吉岡里帆が大ブレイク中! ドラマ、CM、グラビアまで引っ張りだこの理由
「『あさが来た』で注目を集めて、『ゆとりですがなにか』(日本テレビ)に出演が決まった頃のタイミングで、彼女にインタビューをしたことがあるのですが、まず感じたのは非常にカメラ慣れしているということ。お父さんがカメラマンなので、被写体となる素養が自然と育まれていたのかもしれません。初めての水着グラビアの際は大泣きしたそうですが、写真を見ると大胆さを内に秘めていたことが見て取れます。
その大胆さが、良い意味で演技にも活かされているのでは。自然にしていると大人しそうな女性だけれど、役を与えられると弾けることができるというか。たとえばCMを見ると、『ゼクシィ』、『ZOZOTOWN』、『UR賃貸住宅』、出演作によってまったく異なる表情を見せています。フィルモグラフィを見ても、良い意味で役柄に一貫性がありません。ひとつのイメージに捉われていなくて、その振り幅と意外性があるからこそ、多くのクリエイターは彼女を起用したがるし、視聴者も楽しんで見ることができるのだと思います。次になにをするのかわからない、だけど必ず期待以上のなにかを見せてくれる。『カルテット』の来杉有朱役で視聴者を振り回したように、今後も予想を超えた活躍を見せてくれるのではないでしょうか」
女優・吉岡里帆に惚れ込む人々は、さらに増加の一途をたどりそうだ。
(文=松下博夫)