第65回ベルリン国際映画祭で監督賞となる銀熊賞を受賞した映画『BODY（原題）』が、『君はひとりじゃない』の邦題で7月22日に公開されることが決定した。

　本作は、ポーランドの女性監督マウゴジャタ・シュモフスカが手がけたヒューマンドラマ。母の死によって引き裂かれた娘と検察官の父親が、セラピストによるリハビリによって“再生”していく姿を描く。娘役のユシテイナ・スヴァワはシュモウスカ監督がFacebookから見出し、本作が映画デビュー作となった。

　ベルリン国際映画際での銀熊賞をはじめ、ポーランドのアカデミー賞であるイーグル賞では主要4部門（作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞）を受賞している。日本では、第28回東京国際映画祭とポーランド映画祭2016で上映が行われた。

■公開情報
『君はひとりじゃない』
7月22日（土）よりシネマート新宿ほか全国順次公開
監督・脚本：マウゴジャタ・シュモフスカ
出演：ヤヌシュ・ガヨス、マヤ・オスタシェフスカ、ユシテイナ・スヴァワほか
配給：シンカ
(C)Jacek Drygała
公式サイト：hitorijanai.jp