『オデッセイ』主演マット・デイモンのインタビュー映像公開 「全ての映像が完璧なんだ」

マット・デイモン インタビュー映像

 リドリー・スコット監督の最新作『オデッセイ』より、主演を務めたマット・デイモンのインタビュー映像が公開された。

 『オデッセイ』は、リドリー・スコットが手がけたアドベンチャー大作。NASAの全面協力のもと、火星にひとりぼっちで取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニーの想像を絶する運命を描く。第73回ゴールデングローブ賞では、ミュージカル・コメディ部門の作品賞と主演男優賞の2冠に輝き、第88回アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞(マット・デイモン)を含む7部門にノミネートされているほか、スコット監督作としては、過去最高の成績を上げており、世界興収6億ドル近くに達している。

 このたび公開されたインタビュー映像は、マット・デイモンが本作の魅力や撮影の様子を語ったもの。デイモンは、昨年「ウォーク・オブ・フェーム」に名を刻み、ハリウッドの殿堂入りを果たしたスコット監督について、「リドリーの作品はとにかく規模が大きい。4つのカメラで“同時”に撮影しても、“別々”に撮っているかのように全ての映像が完璧なんだ」と語る。続けて、リドリーの作品はひとつひとつの映像が美しいと述べ、「どう映像化するのか僕には想像できないシーンも、恐ろしいほどリアルに作り上げる」と振り返った。中でも物語の導入部となる火星の砂嵐のシーンを挙げ、「嵐のシーンは本当にものすごい迫力で、観客の恐怖心を煽るデザインになっているんだ」と監督の手腕を称賛した。

 デイモンは、火星で孤軍奮闘しているワトニーの物語と、同時進行で描かれるドラマについても明かしている。ワトニーを助け出すために努力するNASAとジェット推進研究所(JPL)が中心に置かれた地球の物語、ルイス船長(ジェシカ・チャスティン)率いる火星を後にしたチームの物語、それぞれ3つのドラマが絡み合うストーリーだという。ジェシカ・チャスティンとは予てから共演を望んでいたというデイモンは、「今回は回想シーンだけの共演で数える程しかなかったけど、彼女に出演してもらえて嬉しい」と喜びを表した。

■公開情報
『オデッセイ』
2月5日(金) YOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
(c)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/

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