Q・タランティーノ、自身最高傑作と語る『ヘイトフル・エイト』 クセ者8人が出揃う予告映像公開へ

『ヘイトフル・エイト』予告映像

 クエンティン・タランティーノ監督作『ヘイトフル・エイト』の予告映像が公開された。

 『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』で、アカデミー賞(R)やカンヌ国際映画祭パルム・ドールなどの栄冠に輝いたクエンティン・タランティーノ監督が、初めて手掛けた密室ミステリーとなる本作。山の上のロッジに、吹雪で足止めを食らい、一夜をともにすることとなったワケありの7人の男と1人の女。そこで起こる密室殺人がきっかけとなり、それぞれの素性や過去、そして驚きの真相が明らかになっていく様子を、タランティーノならではのブラックユーモアとアクションで描き出す。

 今回、ヘイトフル(憎しみに満ちた)なクセ者8人を演じる役者でタランティーノ作品初参加となるのは、紅一点のジェニファー・ジェイソン・リーとデミアン・ビチルの2人のみ。ほかの6人は、サミュエル・L・ジャクソンをはじめ、カート・ラッセル、ウォルトン・ゴギンス、ジェームス・パークス、ゾーイ・ベルと、タランティーノ作品には欠かせない役者たちが揃っている。本予告映像には、小屋に閉じ込められたクセ者8人が、相手の嘘を暴こうと駆け引きする緊迫のシーンや、激しい銃撃戦を繰り広げるシーンが収められている。

 先日の21日(現地時間)、ハリウッドの殿堂入りを果たしたクエンティン・タランティーノ。過去に2度ゴールデン・グローブ賞脚本賞を受賞しているタランティーノは、先日発表された本年度のゴールデン・グローブ賞で3部門(脚本賞、助演女優賞、作曲賞)にノミネートしている。そして、ナショナル・ボード・オブ・レビューで助演女優賞に輝いた、ジェニファー・ジェイソン・リーの受賞にも注目が集まっている。

◼︎公開情報
『ヘイトフル・エイト』
2月27日(土)全国公開
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
音楽:エンニオ・モリコーネ 
美術:種田陽平
出演:サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンス、デミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセンandブルース・ダーン 
配給:ギャガ
原題:The Hateful Eight/2015/アメリカ映画/168分
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