若林正恭『青天』と金子玲介『私たちはたしかに光ってたんだ』が第10回未来屋小説大賞にノミネート

文藝春秋から刊行されている若林正恭の初小説『青天』と金子玲介の青春バンド小説『私たちはたしかに光ってたんだ』が、第10回未来屋小説大賞の最終候補10作品にノミネートされた。
未来屋小説大賞は、直近1年間に発売された小説の中から、未来屋書店の選考委員が読者視点・現場感覚を生かして「今、一番売りたい本」を選ぶ書店賞。第9回で大賞に選ばれた朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』は、その後本屋大賞も受賞している。大賞作品は12月24日に発表される予定だ。
『青天』は、総大三高のアメフト部に所属する「アリ」こと中村昴を主人公にした青春小説。万年2回戦どまりのチームが引退大会で強豪・遼西学園に敗れた後、宙ぶらりんの日々を過ごしながら、再びアメフトと向き合う決意を固めるまでを描く。第175回直木賞候補作にも選ばれた。
著者の若林正恭は、1978年東京都生まれ。春日俊彰とお笑いコンビ・オードリーを結成し、ツッコミ担当として活動する。2024年には「オードリーのオールナイトニッポン」15周年を記念した東京ドームライブで16万人を動員。著書に『社会人大学人見知り学部 卒業見込』、第3回斎藤茂太賞を受賞した『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』、『ナナメの夕暮れ』がある。
『私たちはたしかに光ってたんだ』は、高校時代にバンド〈さなぎいぬ〉を結成した瑞葉を主人公とする青春小説。「いつか紅白に出る」という夢を抱いた4人の物語と、10年後に会計士として激務に耐える瑞葉がかつての仲間たちの紅白初出場を知る展開が描かれる。
著者の金子玲介は、1993年神奈川県生まれ、慶應義塾大学卒業。『死んだ山田と教室』で第65回メフィスト賞を受賞し、2024年に単行本デビュー。同作は2025年本屋大賞にノミネートされた。他の著作に『死んだ石井の大群』『死んだ木村を上演』『流星と吐き気』『クイーンと殺人とアリス』がある。
■書誌情報
『青天』
著者:若林正恭
価格:1980円(税込)
発売日:2026年2月20日
出版社:文藝春秋
■書誌情報
『私たちはたしかに光ってたんだ』
著者:金子玲介
価格:1650円(税込)
発売日:2026年4月9日
出版社:文藝春秋


























