集英社3編集部による『まんが描こっ島』開設 ゲーム感覚で学べる無料の「まんが教室」サイト

 小学生から大人まで初心者がまんがの描き方を遊びながら学べる完全無料Webサイト「レベル1からのまんが教室 まんが描こっ島(まんがかこっとう)」が6月30日にオープンした。

 「まんが描こっ島」は少女まんが誌「りぼん」、まんが誌アプリ「少年ジャンプ+」、少年まんが誌「最強ジャンプ」といった、3つの編集部が合同で開催している「りぼん×少年ジャンプ+ 小学生まんが大賞」の運営編集者チームを中心に企画・制作された。2025年の同賞では前年を上回る314本の作品の応募が寄せられており、こうした気運をさらに広げるべく、超初心者でもゲーム感覚でまんがの描き方を基礎から学べるコンテンツを提供するという。

 サイトでは、キャラクター作りやストーリー構成、ネーム、作画といった一連の工程を、ゲームや動画を通じて段階的に体験できる。サイト内はストーリー仕立てとなっており、ユーザーは編集者キャラクターたちとともに島を巡りながら、まんが作りのスキルを身につけられる仕組みだ。

 また「りぼん」「少年ジャンプ+」「最強ジャンプ」で活躍中の現役まんが家16名が参加。「りぼん」からはこきちや虹沢羽見、「少年ジャンプ+」からは加太潤一や福島鉄平、「最強ジャンプ」からは大江しんいちろうや若松浩などが描き下ろしイラストで協力している。

 ストーリーの舞台は「まんが描こっ島」。悪のモミー編集長が面白いまんがを人々から奪い独占してしまうという設定で、ユーザーは新人編集・もっちゃん、先輩編集・カメカメ、ベテラン編集・ゆーじぃと協力し、島々をめぐりながらキャラ作りやストーリー作り、ネーム作り、原稿の描き方のテクニックを学んでまんがを完成させていく。

 コンテンツは「冒険のじゅんび」「ネタさがし」「キャラの島」「ストーリーの島」「ネームの島」「原稿の島」「ちょうせんの城」で構成される。「冒険のじゅんび」ではミニゲームでまんが作りの第一歩を体験でき、「ネタさがし」では「しつもんガチャ」「ワンカットキャラメーカー」「カード合体」などで描きたいまんがのネタを探すことができる。

 「キャラの島」では、まんが家描き下ろしイラストからキャラの内面を想像したり、SNS風のワークシートを描き込んだりして、キャラクターのアイデアを膨らませることができる。「ストーリーの島」では、1コマ〜4コマまんがの展開を大喜利的に考えてストーリー作りを研究したり、コミックスのあらすじや帯を考えたりするほか、「小学生まんが大賞」で審査員を務めた朝香のりこ、いしかわえみ、天野明、みかわ絵子、岡野剛など19名の作家陣のインタビューも公開する。

 「ネームの島」では、3媒体で活躍中のまんが家による描き下ろしの8Pオリジナルネームや、2ページのネームができるまでのリアル実況動画などを参考にネームの描き方を学べる。「原稿の島」ではアナログ作画とデジタル作画に分けて動画でコツやテクニックを紹介。各媒体のまんが家の絵をなぞって練習できる作画シートも用意される。「ちょうせんの城」では、まんが投稿の仕方や投稿先などをレベルに合わせて案内する。

 あわせて、3媒体が合同開催している『りぼん×少年ジャンプ+ 小学生まんが大賞2025』の受賞作も決定し「りぼん」7月号(6月3日発売)、「最強ジャンプ」7月号(6月4日発売)、本まんが賞の公式サイトにて発表された。受賞作の内訳は、「超まんが家賞」2編、「まんが家賞」3編、「りぼん賞・ジャンプ賞」各1編、「未来のまんが家で賞」3編、「将来はまんが家で賞」32編、「夢はまんが家で賞」272編で、最高賞の「超まんが家賞」は1年ぶりに選出された。「超まんが家賞」2編と「まんが家賞」3編は、「りぼん」「少年ジャンプ+」「最強ジャンプ」の3媒体にそれぞれ完全掲載予定となっている。

■サイト情報
レベル1からのまんが教室 まんが描こっ島(まんがかこっとう)
オープン日:6月30日
利用料:無料
運営:集英社(「りぼん」「少年ジャンプ+」「最強ジャンプ」3編集部合同企画)

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