2025.06.23 12:00

アミューズが手掛ける究極のエンタメ児童書『ナイトウォーク～クライの森と6つの星～』　新しい読書体験がここに

　子供から大人まで楽しめる新感覚のナイト・エンターテインメント『ナイトウォーク～クライの森と6つの星～』が、児童書として6月27日に発売される。総合エンターテインメント事業を展開するアミューズが、山梨県富士河口湖町のテーマパーク「富士すばるランド」を舞台に企画から運営までをすべてゼロからプロデュースし、惜しまれつつも2023年10月に終了したイベントが“新感覚の読書体験”となって復活。

【画像】『ナイトウォーク～クライの森と6つの星～』の中面

シーンに合わせたBGMとともに楽しめる“新感覚の読書体験”を提供

　本書は、2023年10月に惜しまれつつ終了した同イベントの世界観を、ページをめくるごとに追体験できる“エンタメ児童書“だ。最大の特徴は、物語のシーンに合わせて再生できるオリジナルBGM。イベントで実際に使用していた音楽を、書籍に付属するQRコードから再生することで、まるで会場にいるかのような臨場感を味わえる。

　読書をしながら音楽に耳を傾けることで、読者はより深く物語の世界に入り込み、感情の動きや風景の変化を“音”とともに体感できる。視覚と聴覚をフルに使って楽しむ、これまでにない没入型の読書体験が実現した。

　イベントの幻想的な世界観と冒険心をかき立てるストーリーを忠実に再現しつつ、子どもたちが「誰かと力を合わせることの大切さ」に気づける一冊だ。物語の中で主人公たちは、一人では乗り越えられない困難に直面する。しかし、仲間と支え合いながら進むことで、真の勇気や友情を育んでいく。ただ読むだけでなく、「協力することの強さ」「信じ合う心の温かさ」といったテーマが自然と心に残る構成で、読後には、子どもたち自身の人間関係にも前向きな影響を与えるだろう。

「音で感じる読書体験」とあわせて、心と五感に深く響く、まさに“これまでにない児童書”だ。

　夏休みの読書感想文の題材としても最適で、普段読書に親しみのない子どもにもおすすめだ。2025年6月27日（金）より全国の書店およびオンラインストアにて発売予定。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

アミューズが手がけたオリジナル作品『ナイトウォーク～クライの森と6つの星～』

　本社を山梨県・西湖に移転し、日本の重要な資産の一つでもある富士山の麓という豊かな自然環境を舞台に、地域の団体や事業者と連携しながら、新たなエンターテインメントの創出に取り組んできたアミューズ。その一環として、2022年から2023年にかけて、閉園後の「富士すばるランド」にて体験型アドベンチャー「ナイトウォーク～クライの森と6つの星～」を開催してきた。夜のエンターテインメントが少ないという地域課題を受け、閉園後のテーマパークを舞台に、脚本、キャラクターデザイン、音楽に至るまで、すべてをオリジナルで制作。

　ストーリーに沿ってARを使ったミッションをクリアしながら、閉園後の富士すばるランド内を巡るという、新感覚のナイト・エンターテインメントとして、子どもから大人まで幅広い世代から好評を博し、約1万人を動員。2022年にはその革新性が評価され、「デジタルえほんアワード2022」を受賞。アミューズ公式サイトでは制作秘話も公開されている。
※『アミューズ人／ナイトウォーク制作チーム／「ナイトウォーク」制作秘話 ―"たのしい"があれば何でもできる―』： https://www.amuse.co.jp/topics/2023/09/post_237.html

「恐怖コレクター」「科学探偵」などを手掛ける、佐東みどりが執筆

　小説はイベントに引き続き、「恐怖コレクター」「科学探偵」をはじめとした数々のテレビドラマや映画などを手掛ける佐東みどりが担当している。

佐東みどりコメント

この物語は、夜のキャンプ場を舞台に、仲間がいたからこそ乗り越えることができた大冒険を描いています。
人は誰でもひとりだと心細くて、何をするにもおく病になってしまいます。だけど、仲間がいれば、気持ちが前向きになって、どんなことにでも勇気を出してチャレンジできるのです。
歩夢と恵里香、健太、そしてプレア、彼らが出会い、冒険をすることによってどう変わっていくのか？ぜひ楽しんで読んでくださいね。

■書籍情報
『ナイトウォーク～クライの森と6つの星～』（作：佐東みどり）※対象：小学中学年～