『名探偵コナン』毛利小五郎、毛利蘭、安室透……戦闘力が最も高いキャラといえば誰?
劇場版シリーズとして27作目となる『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』が、まもなく公開を控えている『名探偵コナン』。そんな『名探偵コナン』に登場するキャラクターの中で、特に戦闘力の高い人物いえば、真っ先に毛利蘭を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
しかし実は強いのは蘭だけではなく、父親である毛利小五郎も尋常ではない戦闘能力を持っていることをご存じだろうか。世間的には、小五郎はコナンにフォローされてばかりのへっぽこ探偵として認識されることが多い。だが、推理力はともかくとして、格闘術に関しては目を見張るものがある。
小五郎が得意とする格闘技は、柔道。米花大学に在籍していた頃は、柔道部にて姿三四郎さながらの実力を発揮し、「米花の三四郎」と呼ばれていたという。
単行本の第9巻に収録されている『小五郎の同窓会殺人事件』では、そんな大学時代のエピソードを詳しく知ることができる。当時の小五郎について、全国大会で個人優勝したことがある人物は「オレより数段強い」「そいつには、一度も勝てなかった」とすら語っていた。
ただし、「天才に練習は無用」と練習はサボってばかりいた上、試合では張り切りすぎて空回りするという悪癖も。その結果、公式戦では一勝もできなかったという、なんとも小五郎らしい逸話が残っている。
しかし柔道の実力にはたしかなものがあり、同エピソードでは全国1位の人物を華麗に一本背負いするという活躍が描かれていた。
また、第93巻に収録されたエピソード『妃弁護士SOS』でも、犯人を大外刈りからの三角締めで気絶させ、事件を解決している。人間離れした蘭の戦闘力も、父親譲りの才能なのかもしれない……。