実家カレー

　山にでかけた班長。3つのカレーを作ったのだが、そのうち実家で味わったものを再現しようと試みたのが「実家カレー」だ。

　日本風のカレーにトマト、すりおろし生姜を入れる。さらにウスターソースを入れると、班長の脳裏に、なぜか少年時代に見た母親がクラウチングポーズをしている姿が浮かぶ。そこからひとつまみのインスタントコーヒーとカレー粉を足していく。

　最後の隠し味がヨーグルトであることを確信した大槻班長。懐かしさに気が緩み400グラムを一気に全部鍋に投入する。すると母親は走りさってしまい、残念ながら「母親との再開」は実現しなかった。

　この実家カレーはYouTubeで複数ユーザーが再現に挑戦。実際に、ヨーグルト400グラムをそのまま投入している。味の感想は総じて、「悪くない」というものだった。

つい真似をしたくなる班長の料理

　決して豪華ではなく、見た目は普通でありながら、実は工夫が凝らされている班長の料理。そんなかゆいところに手が届いている料理だからこそ、真似をしてみたくなるのだろう。今後原作でどんな料理が生まれていくのか、楽しみにしたい。