山下達郎、ASKA、田原俊彦からBARBEE BOYS 4PEACEまで 『氣志團万博』を彩ったレジェンドたち

 11月7日、8日に千葉県・幕張メッセ国際展示場 4~7ホールにて『サントリー オールフリー presents 氣志團万博2026 ~房総爆音リゾート~』が開催される。『氣志團万博』はロックバンド・氣志團が主催するロックフェス。2003年にワンマンライブとして氣志團の地元である木更津市で開催。2012年からは現在のロックフェススタイルとなり、千葉県袖ヶ浦市の袖ヶ浦海浜公園やコロナ禍でのオンライン開催、スピンオフイベント、会場を幕張メッセに移すなどの紆余曲折を経ながらも、音楽フェスのメッカである千葉県で14年に渡り開催され続けている、音楽シーンにとっても重要な位置付けの音楽イベントのひとつと言っていいだろう。

 そんな『氣志團万博』は、氣志團の主催フェスらしく他のフェスとはひと味もふた味も違う多種多様な出演アーティストが見どころのひとつとなっている。中でも毎年恒例となっているベテラン、レジェンドアーティストの主演は本フェスの大きな見どころのひとつだろう。

BARBEE BOYS 4PEACE

BARBEE BOYS「目を閉じておいでよ」Official Music Video

 今年の『氣志團万博』にはロックバンド・BARBEE BOYS 4PEACEが登場する。KONTA(Vo)の四肢完全麻痺を経て、2026年にKONTA、杏子(Vo)、いまみちともたか(Gt)、ENRIQUE(Ba)による新体制で本格的な活動を再開。今年6月には約6年半ぶりの単独公演『BB4P SHOW』を開催するなど、大きな話題を呼んだ。Instagramの氣志團万博オフィシャルアカウントで現在公開されているコメント動画では、BARBEE BOYS 4PEACEが氣志團との関係性を振り返っている(※1)。KONTAが氣志團の特番でナレーターを2度務めていることや、杏子が氣志團とも縁深い千葉県育ちであることなど、氣志團とも近くとも遠からずな存在であることを和やかなムードで語る姿が印象的だ。一体当日はどんなライブを見せてくれるのだろう。

 
 
 
 
 
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山下達郎

山下達郎「SPARKLE」Music Video (2023)

 2017年開催の『シミズオクトpresents 氣志團万博2017 ~房総与太郎爆音マシマシ、ロックンロールチョモランマ~ Supported by イオン銀行』には山下達郎が出演。フェスはもちろん、音楽番組をはじめとしたメディアにもほとんど出演しない山下達郎の出演はそのものが事件の様相を呈していた。出演のきっかけは、山下のファンクラブ会報に「山下が見てみたいバンド」として氣志團が紹介されていたこと(※2)。当日は山下が作曲・編曲を担当した田原俊彦の名曲「ハイティーン・ブギ」や、同じく山下が作曲・編曲をしたKinKi Kidsの「硝子の少年」のセルフカバー、「SPARKLE」や「恋のブギ・ウギ・トレイン」といった山下の名曲を披露した。

ASKA

ASKA - はじまりはいつも雨 (Official Music Video)

 2025年開催の『サントリー オールフリー presents 氣志團万博2025 ~関東爆音パビリオン~ powered by Epson』にはシンガーソングライターのASKAが登場。この出演はASKAからの逆オファーであったことがASKAの公式ブログで明かされている(※3)。氣志團万博の盛り上がり、そして能登地震に際した氣志團・綾小路翔の支援の呼びかけに共鳴したASKAが綾小路に声をかけて実現したもの。当日はストリングスやブラスなどのフルバンドセットを引き連れてのステージとなったASKAは「SAY YES」や「YAH YAH YAH」といったCHAGE and ASKA時代の名曲や自身が光GENJIに提供した「パラダイス銀河」など世代を超えて愛される名曲を連発し、来場した観客を虜にした。

田原俊彦

【Official Live Video】「哀愁でいと」TOSHIHIKO TAHARA LIVE in NHK HALL 2019

 2019年開催の『シミズオクト Presents 氣志團万博2019 ~房総ロックンロール最高びんびん物語~』には田原俊彦が出演。自身が主演したドラマ『教師びんびん物語』(フジテレビ系)をもじった副題について田原は「大丈夫かね?」と不安を口にしつつ(※4)、当日はとびきりのヒットメドレーをやってやると予告。その予告の通り、当日は「抱きしめてTONIGHT」「NINJIN娘」「ハッとして!Good」といったヒットナンバー乱れ撃ちのセットリストを披露。後日綾小路翔は「ただひたすらハッピーな空気と圧倒的なパフォーマンスだけを地元に届けてくれた存在も本当にありがたかったですし、感動しました。」(※5)と田原のパフォーマンスを振り返り、「トシちゃんのとき、ゴリゴリのパンクスがステージにかじりついて観てたり、10-FEETのTAKUMAくんがニッコニコしながらステージを見てるのを眺めていて。あれ、本当に幸せな気持ちになるんですよね」(※6)と、ジャンルを越えて愛される田原俊彦というアーティストを主催者の視点から称賛した。

布袋寅泰

布袋寅泰 / HOTEI - スリル

 山下達郎が出演した同年の『シミズオクトpresents 氣志團万博2017 ~房総与太郎爆音マシマシ、ロックンロールチョモランマ~ Supported by イオン銀行』には布袋寅泰も出演。綾小路翔は、BOØWYの熱心なファンであり、氣志團のロゴやデザインでオマージュするほどの愛を持っている。出演の際には「Dreamin’」でコラボを果たすなど、夢のようなステージとなった。当日を振り返った綾小路は「すみません、歌わせてもらいました。」と恐縮そうに語りつつ、ヒットナンバー乱れ撃ちとなったセットリストについて「そういう曲を惜しげもなく披露するっていうところも含めて、本当のロックスターなんですよね。」と、ロックスターとしての布袋寅泰の魅力を感慨深く語っている(※7)。

 このようにこれまで数々のレジェンドアーティストが登場してきた氣志團万博。世代もジャンルも越えたアーティストが一同に介し、他のイベントとは異なる趣きの『氣志團万博』。ぜひ足を運んでみてはいかがだろう。

※1:https://www.instagram.com/reel/DfEottEhUPX/?utm_source=ig_web_copy_link&exln=NTc4MTIwNjQ2YQ==
※2:https://natalie.mu/music/pp/kishidanbanpaku/page/2
※3:https://www.fellows.tokyo/blog/detail/769/
※4:https://natalie.mu/music/pp/taharatoshihiko/page/3
※5:https://natalie.mu/music/pp/kishidanbanpaku03
※6:https://natalie.mu/music/pp/kishidanbanpaku03/page/2
※7:https://natalie.mu/music/pp/kishidanbanpaku/page/2

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