AKB48 倉野尾成美&伊藤百花、バトンを繋いだ20周年 変わった景色と変わらぬ伝統、正念場の今を語る

 AKB48の勢いが止まらない。

 昨年の20周年イヤーでは、記念シングル「Oh my pumpkin!」に前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、指原莉乃が参加。節目の年のフィナーレとなった日本武道館公演には、多数のOGメンバーが駆けつけ、大きな話題になるとともに、かつてのファンが“今のAKB48”に目を向ける貴重な機会となった。

 そして訪れた勝負の21年目。8月にリリースされた「好きish」のスマッシュヒットを受けて、センター・伊藤百花の名前とともにグループへの注目度は急上昇し、新たな全盛期への期待が日に日に高まっている。

 そこでリアルサウンドでは、JA全農のオリジナル商品ブランド「ニッポンエール」によるプロモーション施策『ニッポンエール全国ご当地グミ総選挙2026』記者会見に登壇した総監督・倉野尾成美と3作連続センター・伊藤をキャッチ。ふたりの特別な関係から9月に開催された『AKB48 THREE CONCEPTS LIVE in K-Arena Yokohama』の振り返り、そしてAKB48の現在地について聞いた。(伊藤聡志)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】

「19期生はちょっと特別な期だなと思っています」(倉野尾)

――伊藤さんは大のグミ好きとして有名ですが、今回の『ニッポンエール全国ご当地グミ総選挙2026』はいかがですか?

伊藤百花(以下、伊藤):私は日本グミ協会の会員ですし、ニッポンエールさんのグミもよく協会で紹介されていたので、グミ好きとしてはこの総選挙に参加できて光栄だと思っています。産地や食材といった観点もありますし、味はもちろん、食感や中身もさまざまだったりするので、ぜひいろんな視点から楽しんでほしいです。

倉野尾成美(以下、倉野尾): さすが、プロい(笑)。

――倉野尾さんも伊藤さんがグミ好きであることをご存知でしたか?

倉野尾:確かに「よく食べてるな」ってすごく思っていました。(伊藤の)カバンからは絶対にお菓子が出てくるんですけど、グミのことが多いので。新作を食べているときは、「何食べてるの?」って声をかけることも多いです。

――ニッポンエールとの取り組みには「47都道府県の産地を応援する」という目的がありますが、これはチーム8の姿勢とも重なる部分ですよね。

倉野尾:そうですね。久しぶりに“会いに行くアイドル”ができるんだなって、すごく嬉しいです。やっぱり熊本代表として私はAKB48に入りましたし、ほかにも各都道府県出身のメンバーが揃っているので、活動を通して地元に貢献できる、地元を応援できるということはみんな嬉しいだろうなって。基本的には出身地が担当の地域になっているので、この機会に地元に凱旋できることも期待しています。

――おふたりの“応援グミ”についても教えてください。倉野尾さんは、「熊本県産すいかグミ」ですね。

倉野尾:スイカ味のお菓子ってあまりないですよね。あってもちょっと加工されたような味がしちゃうんですけど、このグミは食べた瞬間にあの“夏のスイカ”を思い出すくらい、爽やかな風味と味わいが広がるんです。なかにジュレが入ってるんですけど、そこに到達したときにいちばん幸せを感じます。柔らかさも口どけもどれも素晴らしいので、大好きなグミになりました。お気に入りです。

――伊藤さんは「京都府産宇治抹茶グミ」です。

伊藤:抹茶もなかなかグミになっていることがなくて、私もこの商品で初めて見ました。だから「どんな味なんだろう?」って思っていたんですけど、抹濃®の抹茶パウダーを使っていて、もちろん甘さもありつつ、爽やかな苦味が感じられるんです。加工技術の高さに驚きました(笑)。それこそ、本当の抹茶と一緒に楽しめる和菓子のような美味しさです。

――ここからは、おふたりの関係性についても聞かせてください。倉野尾さんは、2024年3月17日のライブで4代目総監督に就任しましたが、まさにそのライブで、伊藤さんも19期研究生としてファンの皆さんにお披露目されたんですよね。

倉野尾:自分が総監督になって最初に紹介した後輩でもあるので、19期生はちょっと特別な期だなと思っています。

――伊藤さんもその日のことは覚えてますか?

伊藤:その日はステージの袖から先輩方のパフォーマンスを観ていて。「始まる。」という楽曲でスタートしたライブだったんですけど、最初になるさん(倉野尾)がメガホンを持ちながらステージの最上段にひとりで上がって、「ワン、ツー、スリー、フォー!」って叫んだんですね。もう、かっこよすぎて! 「舞台袖からAKB48を観る」という経験が初めてだったので、「ここに自分が入るんだ」って思うと涙が止まらなくて、最初からずっと泣いてました(笑)。

――倉野尾さんはいかがでしたか?

倉野尾:私もすごく覚えています。19期生は「ギンガムチェック」がお披露目曲だったんですけど、振り付けが難しかったりして、すごく難易度が高い楽曲なんですよ。現役メンバーでもセトリに入っていたりすると、「『ギンガムチェック』あるんだ、ヤバい!」ってなるくらいの曲で(笑)。それを見事にパフォーマンスしていたので、私も「ポテンシャルの高い子たちがきた!」って思いましたし、一緒にやったMCでもそれぞれ個性が立っていて。これはもう、即戦力部隊だなと。私も総監督初日ということでガチガチに緊張していたんですけど、自分もエネルギーがもらえたくらいに感じましたし。そんなお披露目でしたね。

伊藤:嬉しいです。自分たちのパフォーマンスが終わったらMCがある、ということはもちろん分かっていたんですけど、もう踊ることに精一杯で。だから、MCタイムになってもマイクが震えちゃっているような状態でした。でもすごく優しくサポートしてくださって、「なるさんみたいになれるように頑張ろう」って思いました。

――ちなみに普段はどんな会話をするんですか?

倉野尾:なんだろう……。でも、笑いのツボとかは似てるかもね。同じタイミングで爆笑しちゃったりとか。

伊藤:確かに(笑)。

倉野尾:ガッツリ話すっていうよりは、くだらない雑談が多いですね。

――先輩/後輩の壁みたいなものは、あまり感じないですか?

倉野尾:私はそんなに……。

――これは後輩に聞いた方がいいですね(笑)。

伊藤:いや、あの………最初はちょっと怖かった(笑)。

倉野尾:あはははは!

伊藤:だって大先輩なので!

倉野尾:そりゃそうだ(笑)。

伊藤:でも、なるさんが誰とでも分け隔てなく優しく声をかけてくれて。本当に360度すべてに目がズラーってついているんじゃないかってくらい、メンバーの変化に気づいてくださったり、できていなかったことをサッと教えてくださったりするんです。なるさんが話しかけてくださるうちに、私からも話しかけやすくなりました。今はすごくお話ししやすい、優しい先輩です。

倉野尾:よかったー!

――「自分から話しかける」ということは、倉野尾さんも意識されている部分なんですか?

倉野尾:めちゃくちゃ意識してます。もともとあまりメンバーと積極的にコミュニケーションを取るタイプでもなかったんですけど、総監督になってからは「メンバーのことを知りたい」という気持ちも自分のなかで大きくなりました。軽く小話をできるくらいの距離感じゃないといけないと思うし、そこから得られるものってめちゃくちゃあると思うんですよね。自分も後輩だった時期があるので、「後輩からは行きづらい」っていう気持ちも分かるので。できる限り、自分から突っ込んでいくようにしています。

――コミュニケーションを取るなかで気づいた伊藤さんの魅力は、どんなところですか?

倉野尾:いっぱいありますよ! やっぱりお顔がかわいいので、そこが注目されがちなんですけど、私はパッションの部分がすごく好きで。「何でもやってやるぞ!」みたいな気合いがすごいんです。AKB48にはやっぱり泥臭さだったり、粘り強さが必要なタイミングがあるんですけど、そんなときでもヒョイと行けちゃうような力があって。もうメンタルが鍛え上がっているというか(笑)。そこがもも(伊藤)の魅力だと思います。もちろん運動神経もいいし、ダンスも歌もできるんですけど、やっぱりいちばんはマインド、パッションですね。だから、みなさんにももっと知ってほしいなって。中身まで最高なので!

――メンタルの部分は、もともと強かったんですか? それともAKB48に入ってから鍛えられたものなのでしょうか。

伊藤:もともと強めではあります(笑)。でもAKB48に入ってから、ファンの方に「応援していてよかった」って言っていただきたいという想いだったり、「AKB48全員で大きな景色が見たい」と思うようになって。よりAKB48への気持ちが強くなったことで、自分も強くなれた気がします。

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