乃木坂46 井上和、川﨑桜、瀬戸口心月が並ぶ新フロント 同期の信頼と後輩の憧れが交差する「君ロス」
乃木坂46の43rdシングル『君ロス』が12月2日にリリースされる。10月18日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で発表されたフォーメーションでは、井上和が4度目の表題曲センターを務め、その両隣に川﨑桜と瀬戸口心月が並ぶ。いわば、今の乃木坂46で存在感を強める3人が顔を揃えた布陣だ。この3人が揃ってフロントに立つのは初めてとなるが、井上と川﨑は活動をともにしてきた5期生の同期であり、瀬戸口は井上を憧れの先輩に挙げてきた。
井上和と川﨑桜、同期として育んだ信頼と支え合い
まず、井上がこれまで表題曲のセンターを務めてきたのは、33rdシングル『おひとりさま天国』、36thシングル『チートデイ』、中西アルノとのWセンターを担当した38thシングル『ネーブルオレンジ』。2023年の初センターから3年余り、グループを代表するメンバーのひとりとなった。また、今年は41stシングル『最後に階段を駆け上がったのはいつだ?』で池田瑛紗、42ndシングル『是非に及ばず』で一ノ瀬美空が表題曲初センターを経験。井上も今回の選抜発表で2人から刺激を受けたことを明かし、今度は自分が周囲に良い影響を与えられる存在になりたいと語っていた。
10月19日に更新したブログでは、加入5年目を迎え、ラジオやテレビ、映画など個人での活動が広がった1年を振り返っている。乃木坂46のためにという想いは常に持ち続けており、そこで得た経験や出会いを少しでもグループの力にしたいと綴った(※1)。『おひとりさま天国』で初めて表題曲センターに立った頃、井上はまだ加入2年目。だが、6期生が加入した今では、自身も後輩に背中を見せる立場となっている。個人での活動が広がる一方、グループ内で担う役割も変化してきた。そうした中で迎える4度目のセンターは、井上にとってこれまでとは違う意味を持つものになるだろう。
そんな井上の隣に立つのが、同期の川﨑だ。井上が初めて表題曲センターに選ばれた2023年6月、川﨑はブログの中で、選抜発表後の帰り道に見た井上の眼差しが忘れられないと綴っていた。すでに先を見据えていた井上の姿に刺激を受けるとともに、井上がプレッシャーを感じた時には、支えられるほど自分も強くなりたいという思いを明かしている(※2)。
それから3年以上。今回の選抜発表を受けて、川﨑はブログで井上への思いを明かしている。最近は井上が少し肩の力を抜き、周囲との会話やアイドル活動を楽しむ姿が増え、同期として嬉しく感じているという。一方で、井上がグループの大切な場面で大きなものを背負っている時、力になりたくても手を差し伸べられなかったことを「ずっと悔しかったです」と振り返る。その上で綴られた「和の心を和らげられるような存在になりたい」という言葉も印象的だ(※3)。
川﨑自身も、この数年間で活動の幅を大きく広げてきた。2022年には31stシングル『ここにはないもの』に収録された5期生楽曲「17分間」でセンターを担当。フィギュアスケートの経験を活かし、2023年の『世界フィギュアスケート選手権2023』ではスペシャルサポーターを務め、オープニングセレモニーで演技も披露した。さらに、2025年の39thシングル『Same numbers』では初めて表題曲のフロントに抜擢。今年4月には1st写真集『エチュード』(新潮社)を発売し、9月からは『CanCam』(小学館)の専属モデルとしての活動もスタートした。3年前から抱いていた思いは変わらないが、今度は井上のすぐ隣でその願いをかなえる機会が巡ってきた。