新着MVランキング:Jugyonel「Love Me Madly」、吉田仁人ら6人が魅せた完成度 “愛されシャッフル”を制した表現力

MV Chart Forcus

 毎週更新される「YouTube Music Charts」ウィークリー ミュージック ビデオ ランキングより、MVをはじめとした音楽関連の新着動画から上位10作品/楽曲を取り上げ、ランキング化&レビューしていく連載「MV  Chart  Focus」。10月16日~10月22日のウィークリー新着のTOP10は以下の通り(※1)。

1位:Jugyonel「Love Me Madly」from『EBiDAN THE LIVE 2026 15th Anniversary』
2位:亀梨和也「絆」THE FIRST TAKE
3位:MAZZEL「Touch」MV
4位:忘れらんねえよ「なんもねえ」THE FIRST TAKE
5位:A2O LITE「NEON」MV
6位:M!LK「時空超えてユニバース」from『CDTVライブ!ライブ!』
7位:Da-iCE「うららか」Dance Performance
8位:IVE「Looks Can Kill」MV
9位:原因は自分にある。「ラブリーズン」MV
10位:Ado「Raven Sky」MV

 今回取り上げるのは、EBiDANの9グループから誕生したシャッフルユニット・Jugyonelによる「Love Me Madly」のパフォーマンス映像。8月13日から8月16日までの4日間にわたり開催された『EBiDAN THE LIVE 2026 15th Anniversary』で披露されたスペシャルステージの中から、最も多くの票を集めた楽曲をYouTubeで公開する企画「愛されシャッフル決定戦2026」で選ばれた作品だ。

 メンバーは吉田仁人(M!LK)、古川毅(SUPER★DRAGON)、HAYATO(ONE N' ONLY)、武藤潤(原因は自分にある。)、KEVIN(BUDDiiS)、森田璃空(Lienel)の6名。各グループのメインボーカルなど実力派が揃ったメンバー構成となっており、堂々としたパフォーマンスで会場を沸かせる様子がつぶさに記録されている。

 「Love Me Madly」は2023年リリースのLienelの1stCDシングル『Love Me Madly』の表題曲。独占欲を感じさせるほどの情熱的な恋愛を歌った楽曲となっており、LienelファンのみならずEBiDANファンにも広く周知されてきた。

Lienel「Love Me Madly」Music Video

 吉田の〈さぁ、もっと僕を好きになれ〉という歌い出しで始まった瞬間、会場から湧き上がる歓声。マイクを引き継いだ古川が、カメラをじっと見つめながら〈嘘は嫌いだよ〉というフレーズをキメると、そのまま間奏へ。ゴージャスな肩飾りがついたカラフルな衣装が、ステージ狭しと踊るメンバーを華やかに彩る。Aメロは、KEVIN、森田、HAYATO、武藤と歌い継いでいくスタイル。それぞれの放つ熱っぽい視線が楽曲の世界観にマッチし、つい歌唱に引き込まれる。Bメロでは〈「愛して、愛して」〉とメンバーが入れ替わりながらたたみかけてくるところを、HAYATOがしっかり受け止めて、その熱量ごとサビ前を盛り上げる森田へと手渡す。サビの入りは吉田と森田が担当。エモーショナルに歌い上げるところを、サイドからHAYATO、森田の後輩コンビがサポート。ラストは背後から登場した古川が〈諦めて愛しなさい〉と冷静に諭すようにクールな表情で歌い切る。

Love Me Madly(Jugyonel ver.)【EBiDAN THE LIVE 2026 シャッフルユニット】

 間奏は再びのダンスパート。吉田をセンターにしたフォーメーションで〈「愛して、愛して」〉と繰り返すシーンでは、顔まわりをなぞるような彼のセクシーな振り付けに会場は大興奮。その勢いのまま、ラストのサビも思いの丈をぶつけるような吉田のパワフルな歌唱で幕を開ける。引き継いだ森田は、少年のような優しい声質ながら安定したパフォーマンス。持ち歌というアドバンテージもあるだろうが、イレギュラーなステージでもブレない存在感にはやはり華がある。最後は全員で振り付けを交えながらの歌唱を経て、吉田、森田、古川の3人で締め。意味深な視線を投げる古川のアップで、楽曲の余韻を引きずったまま映像は終わる。

 シャッフルユニットという一夜限りのメンバーながら支持を集めたのは、やはりその完成度の高さだろう。艶のある独特の世界観を持つ楽曲だけに、今回のパフォーマンスに求められたのは個々の表現力。恋人を目の前に、狂おしいほどの欲望を隠しつつ振る舞う危うさを、目線の動かし方、指先の動き、優雅なステップと全身で演じなければならないのは、なかなかの難易度だったはずだ。それを可能にしたのは、いうまでもなく座長的立ち位置で引っ張った吉田の存在。M!LKのリーダーとして培ったポテンシャルがここでも十分に発揮されていた。

 『EBiDAN THE LIVE 2026 15th Anniversary』で披露された18曲の対象楽曲の中から、「愛されシャッフル決定戦2026」で最も多くの票を集めたJugyonel。本作はその勇姿を収めた映像作品として今後も長くEBiDANファンに語り継がれるだろう。

※1:https://charts.youtube.com/charts/TopVideos/jp/weekly

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