SHOW-WA、Rubyとたどり着いた夢の日本武道館 最後に届けた“原点の曲”、6人が刻んだ新たな一歩

 2026年10月1日、東京・日本武道館にてSHOW-WAが『SHOW-WA Concert in 日本武道館 ~大丈夫?いや、無理でSHOW!~』を開催した。「Ruby(SHOW-WAのファンの呼称)を楽しませたい」という思いと、「念願の武道館公演を何としてでも成功させたい」という気合いが伝わってきた同公演の様子をレポートする。

笑いも挑戦も全力でーー武道館に詰め込んだ6人の“やりたいこと”

 武道館公演でやりたいことを話し合っている様子を映したオープニングVTRが終わると、ステージ上には赤い衣装に身を包んだメンバーが登場。大きな歓声の中、「汚れちまった涙」でライブをスタートさせる。サビ前、山本佳志の「武道館、全力で行くぞ!」というシャウトとともに銀テープが舞い、1曲目から大盛り上がりだ。さらに、塩田将己が「一緒に楽しみましょう。皆さんの声を聞かせてください!」と煽って、メンバーとRubyが一体となってエンジンをかけていった。

 モニターに赤いカーテンの映像が映し出されると、「外せないピンキーリング」へ。客席からの掛け声の息もぴったりで、「狙いうち」、9月30日にリリースされた1stアルバム『タイムマシンはいらない』のリード曲「チャンスキス」と続く。オープニングパートから、武道館は早くも熱気に包まれた。

 MCでは、寺田真二郎が“ライブタイトル=大丈夫?いや、無理でSHOW!”の意味を語っていく。「これは、僕たちのやる気の問題ではなくて、武道館ライブをやると発表された時の世間の皆さまの声なんですね。たくさんの声がXに届いておりました」とニヤリ。「皆さんも武道館が埋まるのか不安だったと思います」と続けるも、「今日はなんと、完売となりました!」と嬉しい報告を届けた。

 ここで流れた幕間映像内で、ダンスがやりたいと言い続ける井筒雄太。すると、ステージにトランクを持った井筒が登場。ハットを被って華麗に踊りだし、「俺たちのダンスを見届けてくれ!」と「Get Wild」がスタート。しかし、間奏で青山隼から「さっきからポーズ3つしかとってない!」と物申される井筒。それでもどこ吹く風とばかりに「大丈夫。皆さん楽しんでるじゃん!」とあしらい、2コーラス目に入っていく。曲終盤では、ゼロ・グラビティを披露! ……と思いきや、アキレス腱伸ばしのような姿勢で片足を隠しているだけというオチもあった。

 ステージに炎が上がると、「東京ジャンクション」がスタート。炎に負けない熱いパフォーマンスとダンスブレイクで、会場の熱気をさらに高めていく。続く「いつの日にか悔めばいい」では、気合いのロングトーンを披露した寺田が倒れてしまうというパフォーマンスも。「真ちゃん起きろ」コールで復活した寺田は、「声出せますか!」とパフォーマンスを続行。「キッスキッスキッス」で同じように塩田も倒れるが、まさかのスルー。5人で歌い終えてしまうと、「『真ちゃん起きろ』みたいなくだりは?」と塩田。だが、寺田から「ここ、武道館だよ。寝てるんじゃないよ」とたしなめられてしまっていた。気を取り直し、「メンバーの名前を大きい声で呼べる曲を持ってきたので聴いてください」と「青い珊瑚礁」へ。客席からメンバーの名前を呼ぶ声が響き、再び会場がひとつになっていった。

 ここで、メンバーそれぞれがやりたいことができている、という話に。寺田から「たけちゃんやってみる?」と話を振られた向山毅は、「念願の武道館なので、もうちょっと歌が歌いたい」とリクエスト。ひとりステージに残り、アコースティックギターに合わせて「大きな玉ねぎの下で」を披露した。美しい歌声に聴き入っていると、VTRがスタート。ビリビリボールペンを引き当てる、男気ジャンケンならぬ“男気ビリビリペン”で勝ち残ったのは青山だった。

 すると、ステージにひとり青山が登場し、キーボードの前へ。ザワザワとする観客が見守る中、「M」を弾き始める。そこにメンバーの歌が重なり、見事な演奏を披露。「生まれて初めてピアノをやりました。伝わるものがあったら幸せです」という青山の言葉に、大きな拍手が送られた。その後は「Tokyo Expressway」、「君のパフューム」、「ジューンブライド」と続き、会場は再び大盛り上がり。「ずっとぽかぽかと…」では、自分たちの思いを伝えるかのように、一つひとつの言葉を丁寧に歌い上げていった。

 続いてステージにひとり残ったのは山本だ。この日、山本はバイオリンに挑戦することになっており、「最後に弾いたのは20年以上も前で、正直不安な気持ちでいっぱいでした」と語り始める。「でも、楽器を持った瞬間、自分の実力に驚きました。こんなに弾けるんだって。僕の中では90点はいけるだろうと思って」とスタッフに映像を見せるも、チャレンジを止められたそう。「必死に食い下がりました。でも、スタッフの皆さんから点数を言われました。皆さん(Ruby)の年齢くらいかな。驚きました。24点です」と悔しい気持ちを笑いを交えながら明かしていく。しかし実際にその映像が流れると、会場からは大きな笑いが起こる。山本は練習を続けることを約束し、ステージを後にした。

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