10-FEET、一か八かの局面に滲むバンドマンとしての生き様 『アオアシ』OPテーマで目指した“モダンかつビンテージ”な音像
ピンチの時こそ絶やさない“パス回し”――ライブで追求し続ける刺激
――もう1つお聞きしたいのが、「Fortress Defense」の歌詞ってエモーショナルな言葉がほとんど入っていない……って言うと語弊があるかもしれませんが、近年のスポーツ関連のタイアップ曲と比べても、〈夢〉(「第ゼロ感」)とか、〈悲しみ〉(「gg燦然」)とか、〈悔しさ〉(「スパートシンドローマー」)とか、そういった類の言葉が今回は見当たらないんです。
TAKUMA:あぁ、ホンマですね。
――どうしてなんでしょう?
TAKUMA:いやあ、きっと集中してたんじゃないですかね、歌詞書くことに(笑)。
――(笑)。強いて1箇所挙げるとしたら〈それまでを塗り替えて生き描き続けるのさ〉の〈それまで〉なのかなとは思いましたが。
TAKUMA:確かに、そこはちょっとエモーショナルですね。でも、それくらいのほうが主題歌を作るにあたっての心持ちとしては相応しいんじゃないかなと思います。(取材時点では)曲が流れるオープニングのシーンはまだ観れてないですけど、映像といいセッションになってるんじゃないかなと思ってて。そこで初めて完成形が見えるというか、曲だけやとまだ半分なんで。
――ちなみに〈抜け出すパス〉〈ラストパス〉〈前線供給パス〉など、パスにちなんだ歌詞もたくさん出てくるじゃないですか。『壊れて消えるまで』ツアーを観ていて改めて思ったんですけど、10-FEETってライブ中に目まぐるしくセットリストが変わっていくので、他のバンドでは想像もつかないような“楽曲のパス回し”をメンバー内でやっているんだなって。
TAKUMA:あぁ、ありがとう(笑)。
――TAKUMAさん、NAOKIさん、KOUICHIさんそれぞれ、どんな“パス”が味方から飛んで来ても、絶対に受け取ってゴールまで運ぶ達人じゃないかなって思ったんですけど。そう言われるとどうですか?
TAKUMA:いや〜、顔面に当たってる時もめちゃくちゃありますよ(笑)。全然パス返せへん時もあるし、1回試合を止めちゃう時だってあります(笑)。全然そんな上手くないです。
――いやいや(笑)。でも、パスを出すことだけは絶対止めないですよね。
TAKUMA:まあ硬直するのが一番ダメなんで。
KOUICHI:やっぱり、そういうのをいっぱい経験する中で学んでいったというか、対応できるようになったというか。それに尽きますけど(笑)。
――NAOKIさんはいかがですか。先日のKT Zepp Yokohama公演は特に目まぐるしくセットリストが変わっていったので、ライブ後「大変だった」って苦笑いされてましたが。
NAOKI:できるかどうかわからないけどやるしかないという、僕ら的にも半分ギャンブル感はあるんですけど(笑)。基本はリハーサルをして、セットリストを決めてやるので。とはいえ、アドリブ対応にはだいぶ慣れているバンドなので、トラブルをわかりやすくプラスに変えられるのはバンドとして得してるのかなと思ってます。逆にキメキメのストイックなバンドじゃなくて僕はよかったのかなと。
――その「やるしかない」というハードルを自分たちに課すのって大変だと思うんですけど、10-FEETのライブって「だからこそバンドは楽しい!」っていうのも同じくらい感じるんですよね。そこを楽しめるって、改めてすごいことだなと思います。
NAOKI:そうですね。いい刺激にはなってます。
TAKUMA:まあ僕らはバンドマンのノリがきっと好きなんで。ライブ中とか咄嗟の時にどうするかっていうのもそうですけど、僕らがいつも遊んでる仲間やったらこんな感じにするやろうな、みたいなことをやっている気がしますね。「ダスト(dustbox)だったらこうやるよな」「ストンピン(STOMPIN' BIRD)だったらこうやるよな」みたいな……別に具体的にそう考えているわけでは全然ないけど、そういう類のことを自然にやってるというか。長年そういう育ち方をしてきたんで。
――ピンチの切り抜け方にも生き様が出るってことですよね。バンドマンでも、スポーツ選手でも。
TAKUMA:そう言えるかもしれないですね。
――「Fortress Defense」はまさにそんなことが歌われている曲だと思いました。最後ですけど、直近では「マンブリンシティ」(『TIGERS B-LUCK DYNAMITE SERIES』のテーマソング)で阪神タイガースとコラボし、さらに京都ハンナリーズ公式テーマソングを書き下ろすことも決定していて。このタイミングで、サッカー、野球、バスケと、3つの球技関連の書き下ろしが決まり、すごいことになっているなと思うんですが……。
TAKUMA:ありがたいことに話をいただいて。サッカーはKOUICHIがもともとやってて、今回『アオアシ』とタイアップが実現できたんで。NAOKIがテニスと卓球、僕がアーチェリーをやってたんで、今後はそのあたりを何とかしていかなあかんなって(笑)。アーチャーの気持ちはめちゃくちゃわかるんで、アーチェリーあるあるとかで笑かす歌詞は絶対書けますけど(笑)。
――(笑)。
TAKUMA:あとは、そのスポーツだけの専門用語とか、地元の先輩から受け継がれてる部活内のスラングとか。そういうのもいろいろあったよな?
NAOKI:あったあった。卓球とかテニスでネットに当たって入るのを「ネッチン」って言ったり。
TAKUMA:あ〜。テニスのラケットの真ん中にボール挟む技みたいなのあるやろ? 俺、あれの名前決めたい。
――(笑)。そういう言葉をラップに乗せてもらえたら嬉しいかもしれないです。
TAKUMA:それちょっと面白いですね。
NAOKI:スポーツもまだまだいっぱいあるからな。お困りの際はぜひ10-FEETに(笑)。
◾️リリース情報
10-FEET
Digital Single「Fortress Defense」
TVアニメ『アオアシ Season2』第1クール オープニングテーマ
◾️10-FEET 関連リンク
Official Website:https://10-feet.kyoto/
Official YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCmQakL41jbAhpQhqhyszF2g
Official X:https://twitter.com/10FEET_OFFICIAL
Official Instagram:https://www.instagram.com/10feet_official/
Official TikTok:https://www.tiktok.com/@10feet_official?is_from_webapp=1&sender_device=pc
◾️公演情報
『京都大作戦 2027』
日程:2027年7月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)
時間:9:30 開場 / 11:00 開演
会場:京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージ
<出演者>
10-FEET(4日とも出演)
and more
<チケット情報>
通常札:前2日通し券 24,200円(税込)/ 後2日通し券 24,200円(税込)/ 1日券 12,100円(税込)
家族札:前2日通し券 24,200円(税込)/ 後2日通し券 24,200円(税込)/ 1日券 12,100円(税込)
童札(わらべふだ):前2日通し券 12,100円(税込)/ 後2日通し券 12,100円(税込)/ 1日券 6,050円(税込)
※家族札は、はんなり会0次・1次受付、10-FEET MOBILE会員受付のみ取り扱いの予定
※童札は、2027年7月時点で小学生(生年月日が2015年4月2日〜2021年4月1日)の方が申込可能。
※童札のみでの入場不可。
京都大作戦 はんなり会(年額会員)超最速0次チケット受付
受付期間:10月3日(土)20:00〜10月12日(月祝)23:59
チケット購入(はんなり会 会員サイト):https://hannarikai.kyoto-daisakusen.kyoto/
■『京都大作戦 2027』関連リンク
イベント公式サイト:https://kyoto-daisakusen.kyoto/27/
京都大作戦はんなり会 会員サイト:https://hannarikai.kyoto-daisakusen.kyoto/
オフィシャルX(旧Twitter):https://x.com/MI_KYOTO
オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/mi_kyoto/
LINE公式アカウント:https://lin.ee/zHwHqG3