昨年12月16日に最終回を迎えたオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』（以下、日プ女子）から誕生した11人組「ME:I」（ミーアイ）。

　実は、過去にプロとしてデビューしたことのあるメンバーや、韓国での練習生経験、オーディション出演経験があるメンバーも多い同グループ。しかし、その中には、今回のオーディションに参加するまで全くの未経験だった者もいる。その1人が佐々木心菜だ。

　オーディション参加時のプロフィールでは趣味の部分に「オーディション番組を見ること」と書き、番組中では地元・三重で田んぼに囲まれている写真が放送され、「オーディションで初めて東京に来た」と話していた彼女。純粋無垢な1人の少女だった佐々木が、なぜデビューという夢を掴めたのか、そして、今後ME:Iのメンバーとしてどのような活躍ぶりを見せてくれるのか考察したい。

　番組の冒頭で行なわれたレベル分けテストでは黒のサテン生地のミニドレスにピンクのアームウォーマーで登場し、Perfumeの「FLASH」を披露。真っ直ぐとしたハリのある歌声でパフォーマンスをし、国民プロデューサー（視聴者）の心を鷲掴みにした。その姿はダンストレーナーの仲宗根梨乃らからも好評で「ピュアなところに目が行った」「今の自分を大切に、正直に」「上も見すぎず、下も見すぎず、ありのままでいてほしい」と良い評価を受けていた。