アルバム『i DO ME』収録の新自己紹介曲「Nine Snow Flash」で作詞作曲に携わった阿部亮平は、情報番組で活躍を見せている。例えば2023年は『Live News イット！』（フジテレビ系）で、マンスリースペシャルキャスターとして様々な社会問題に触れてきていた。また昨年に引き続き、『僕たちは戦争を知らない〜戦禍を生きた女性たち〜』（テレビ朝日系）にも出演。戦争体験者に話を聞き、真実を視聴者へ伝えていた。こうした番組を任されるのも真摯な姿勢を持つ阿部だからこそ。自身の得意分野を踏まえた仕事で活躍しているのだ。

　ラウールは、ファッションモデルとして存在感を示し続けている。2019年から出演してきた『東京ガールズコレクション』は、2023年9月の『第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER』への出演で10回目。毎回圧巻のステージを見せてくれている。思わず引き込まれてしまうステージが作れるのは、ラウールのカリスマ性とスキルがあってこそだ。そして、『Yohji Yamamoto POUR HOMME 2023-24 A/W Collection』に出演するなど、モデルとして海外にも活躍の幅を広げている。アイドルとしての新しい在り方を示している存在と言えるのではないだろうか。

　そして、オールマイティな活躍をしてきたのは向井康二だろう。ドラマ『特捜9 season6』（テレビ朝日系）、舞台『ハロルドとモード』で演技力を見せたかと思えば、『芸能人が本気で考えた！ドッキリGP』（フジテレビ系）、『アイ・アム・冒険少年』（TBS系）などのバラエティ番組にもレギュラー出演をして盛り上げている。そして『あなたの1週間、壁にしました』（テレビ東京系）では、MCという役割も全うした上に、YouTubeチャンネル『放課後 GAMING LIFE』ではゲームの腕前も披露してきた。1月クールにはドラマ『リビングの松永さん』（カンテレ・フジテレビ系）出演も控えており、器用な向井らしい活躍だ。

　ここに挙げているのはほんの一部。もちろん、まだまだ多くの分野で活躍を見せている。そして、それぞれの得意分野だけでなく、宮舘のドラマ出演や佐久間の映画出演など、チャレンジも積極的に行なっている印象だ。歩みを止めない彼らは、2024年も活躍すること間違いないだろう。