Diosが、本日9月6日にアルバム『＆疾走』をリリース。また、同アルバムよりリード曲「自由」のMVを公開した。

　同アルバムは、初の試みとしてTAKU INOUEをはじめとしたサウンドクリエイター達を迎えて制作。メンバーそれぞれの音楽的個性が顕著に出ているコラージュアートのようなリード曲「自由」を筆頭に、キーボーディスト／アレンジャーの永山ひろなおと制作したキラーチューン「＆疾走」、メンバーで行った楽曲制作合宿で生まれた「また来世」、たなか（Vo）のフロウとIchika Nito（Gt/Comp）のギターが火花を散らしているパワフルな「Struggle」など、7曲の新曲を収録したバラエティに富んだアルバムに仕上がっている。また、歌詞には「人々が生きる上で思考を巡らせる時にサポートとなる楽曲にできたら」というたなかの想いを乗せたという。

　リード曲「自由」のMVでは、2.5D出身の中川義和が監督を担当した。カラフルで奇抜な世界観で、Diosにブレインウォッシュされるような映像となっている。あわせて、MV内に登場するARシューティングゲームも同時リリースされ、リアルにユーザーがこのゲームをスマホでプレイすることができる。

たなか（Dios）　コメント

今までどこか遠慮していた。言葉によって誰かの人生に深く立ち入るのが怖かった。決定的な何かを変えてしまうことを恐れていた。でもそういうのはもうやめた。現状を否定することは、前に進むために避けられないことだった。誰かを傷つけてしまいうる言葉を、そうと分かっていて発すること。正しいフォームを見つけること。愚直にそれを反復すること！　いつだって真理は退屈で凡庸で当たり前だ。それをPopsとして表現したい。同じ目的に向かって三人がそれぞれ全く違う方向に疾走した、そういう一枚になったと思う。

それに伴ってあらゆるイメージを一新した。ビジュアルもそうだしMVもそうだ。「自由を棄てて、縛られる」をテーマに作った「自由」という楽曲は、そのメッセージを余すことなく表現してもらった、今までのDiosにはない拓けたMVを撮ってもらった。真っ白な世界と薄暗い部屋を反復横跳びした。ただリスナーとともに走りてえ。

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