どこに行ってもサービス精神たっぷりな姿を見せてくれるJUNG KOOK。だが、彼はもともとオープンマインドだったわけではなさそうだ。韓国のYouTubeチャンネル『OK POP!! 』に9月27日にアップされた動画に、BTSの振り付けを担当するパフォーマンスディレクターのソン・ソンドゥクが登場。まだBTSメンバーが練習生だったころ、JUNG KOOKを連れてアメリカ留学へ行ったときのことを振り返った。

　そこで聞こえてきたのは「JUNG KOOKはデビュー前、とてもシャイだったのですが、アメリカから帰国後、虎のように目がキリッと変わり、才能が開花して急速に成長を始めた」という言葉だ。限られた予算の中、2人でリュックを背負いダンススタジオに通ったこと。そしてヒップホップの本場・アメリカの雰囲気をたっぷりと味わったこと。その様子は、今回見せた謙虚なファンサービスと現地を楽しむ姿にも通じるような気がする。ワールドカップの開会式に参加するほどワールドワイドに活躍するアーティストになったとしても、その根本の部分は変わらない。まさに「変化はたくさんあったが、変わりはない私たち」のメッセージ通りだ。

　各国のチームが白熱した試合を見せてくれるワールドカップ。ぜひゲーム前後にはJUNG KOOKが見せてくれたように平和な気持ちと笑顔があふれる、そんな大会になってほしい。