そして日向坂46の運動能力という点で新しく注目を集めているのは3期生の山口陽世だ。野球経験者の彼女は、初めて『ひなあい』のスタジオ収録に参加した際にピッチングを披露したが、その球筋の良さにスタジオが騒然。その後、『君しか勝たん』TYPE-Aに収録された山口の個人PVでは、選手として外国人選手初の名球会入りを果たし、DeNA監督を5年間務めたアレックス・ラミレス氏と共演を果たした。ラミレス氏から直接指導も受けた日向坂46・野球部の新エースに、今後、野球仕事が舞い込んでくるケースもあることだろう。

　豊富なサッカー知識で外仕事を次々とゲットしている影山優佳といった、スポーツと関係値が深いメンバーはほかにも在籍している。なにより今回の「KASUKE」で印象的だったのが高瀬愛奈が、グループ全体の高い運動能力を指し「日向坂はおかしい」とコメントしていたことだ。実際これまで行われた運動系企画では、ポンコツ方面ではなく何度も“できる方面”で名場面を作ってきている。そんな彼女たちに、番組側が何かを期待してしまうのも無理はない。

　日向坂46は坂道グループの中でも、運動能力は突出している印象だ。次回の『ひなあい』でも「KASUKE」企画が放送される。果たして今回はどんな名シーンが生まれるのか。放送を楽しみにしていたい。