TOKIO、今後の音楽活動は白紙に 城島茂「断腸の思いです」
事務所の社長・ジャニー喜多川氏が会見に先駆けて発表していた「私自身は全ての所属タレントの『親』としての責任を負いながら今後も彼らが“ひと”として成長できますよう、支援し続けて参る所存でございます」とのメッセージに対し、松岡は「自分たちTOKIOの親ですから。親にそんなコメントを出させるような……情けない気持ちでいっぱいです」と悔しそうな表情でコメントし、城島はジャニー氏から大丈夫なのか、と声をかけられたことに触れ「(デビューから)23年が経ってもまだ心配させてるんだな、このグループは」と申し訳なく思ったと明かした。
間もなくデビュー25周年を迎え、ツアーやアルバムも予定していたTOKIO。今後の音楽活動については、「TOKIOの楽曲は彼が演奏する音がないと、まったく形にはならないので。今、そういう状況でこれからのことはこれから4人でまたゆっくり考えながら、話し合いながらやっていこうと思っています」と長瀬。続けて国分が「今は白紙にして、とりあえず音楽活動は考えるのをやめて。向き合えることに今は向き合っていきたい」と語ると、城島はTOKIOの結成時を振り返り懐かしそうな表情を見せ、「音楽がベースにあるのは間違いないと思うんですが、気がつけばバラエティとか役者とかいろんなお仕事をもらえるようになりました。今、音楽活動白紙だと。正直、断腸の思いです」とコメント。最後に松岡は「一番ファンの方はそこを気にしていたと思います。その声も僕らにはちゃんと届いてましたし、だからこそ去年からしっかりアルバム制作、25周年のライブ……喜んでもらおうと思って色々考えていました」と語った。
4人は今後、一部活動を継続していく模様だ。
(文=向原康太)