E-girls、11人体制で初詣に 佐藤晴美「自分ならではのリーダー像を築いていきたい」
E-girlsのメンバー11名が1月5日、目黒八幡神社にて新シングル『あいしてると言ってよかった』(1月31日発売)のヒットを祈願する初詣を行った。
色とりどりの晴れ着姿で本殿前に現れたメンバーは、鷲尾伶菜、藤井夏恋、佐藤晴美、楓、SAYAKA、YURINO、武部柚那、石井杏奈、山口乃々華、須田アンナ、坂東希の順で参拝。現在23歳の鷲尾伶菜は年女で、山口乃々華、須田アンナ、坂東希の3名は新成人となる。
取材陣から新年の抱負を聞かれると、メンバーはそれぞれ「みんなが変わらず健康でいられますように」(佐藤晴美)、「笑顔が溢れる1年になりますように」(鷲尾伶菜)、「今年で20歳になるので、人生で一番濃い1年に」(石井杏奈)、「タフに生きる」(坂東希)など、思い思いの胸の内を明かした。また、今回が初のバラードシングルとなる新曲「あいしてると言ってよかった」について、藤井夏恋は「MVでも今回はダンスだけじゃなく、一人ひとり演技などにも挑戦させていただきました。『あいしてる』という素直でまっすぐな言葉から、いろんな人間関係が描かれた温かい一曲」と説明した。
新体制となりリーダーに就任した佐藤晴美は、2017年を振り返って「去年は本当に“変化の年”という言葉がぴったりとハマる1年でした。(中略)一人ひとりがE-girlsへの思いや、夢への思いを再認識しました」と語り、リーダーとしての自覚について問われると、「メンバーはだいたい同じくらいの年齢で、年上というわけでもないし、もともとリーダー向きの性格でもないから、自分ならではのリーダー像を築いていきたい」と回答。それに対してメンバーは、「晴美は本当に心優しい子で、一人ひとりの意見をちゃんと聞いてくれる。だから私たちはリーダーに向いていると思っている」と返した。
また、今年新成人となった山口乃々華が、「早くメンバーと乾杯したい。大人の仲間入りして、みんなで熱く語りたいです」と言うと、メンバーたちから歓迎の声が挙がる一幕も。メンバーでもっとも着物が似合うのは誰かという話題になると、石井杏奈と坂東希の名前が挙がるも、SAYAKAに対して「黒髪で貫禄がある。女将みたい」との声も飛び、会場が笑いに包まれた。
会見の最後には、昨年12月31日に芸能界引退を発表した、Flowerの藤井萩花についての質問も。実妹である藤井夏恋は「びっくりはしたんですけれど、萩花の夢をプライベートでも聞いていたから納得しました。(中略)家族とも話して、親も応援してくれているので、これからも二人で頑張って、精一杯、親孝行をしていきたいです」と答え、姉妹ユニットだったShuuKaRenについては、「貴重な機会でした。二人でいるときの世界観は異次元的な感じで、自分の表現力を広げることができました」と振り返った。
なお、E-girlsは今年、1月31日に新シングル『あいしてると言ってよかった』をリリースするのを皮切りに、アルバムのリリースやツアーも予定しているとのこと。
(取材・文=松田広宣)