ドリカム 中村正人、『マツコの知らない世界』で吉田美和との関係を語る 「365日解散危機」
番組の終盤、中村はこれまでの吉田との歩みについて「本当に厳しい闘争の歴史」と表現し、ふたりの仲を取り持ってくれた西川に感謝を述べた。「吉田さんはアーティスティックに考えるし、僕はビジネス的に考えちゃうので、そこがキツイ戦いなんですけど」と中村は前置きし、リーダーの悩みとしてドリカムは「365日解散危機」にあると告白。
一方で吉田の才能を認めているという中村は、「ただ吉田さんは確かに天才なんですよ。器に入れておかないと商売にならない。それで僕のハードな器を」と語ると、マツコは「けっこう生々しい話してますね。まぁね、天才を横で支える人がいてなにか成し遂げられるんですよね。」とコメントした。続けて中村が「僕はクビになるわけにはいかない。解散じゃないドリカムの場合、僕がクビになる」と発言、マツコは「そんな明らかな関係性なんですか?」と質問。「吉田はひとりになってもドリカム」と回答し、「僕ギリギリですよ。本当に難しいんですよ。難しんですよね……」とこぼすと、マツコは「5分ぐらい愚痴ですよ」と冷静に感想を述べた。
そして、最後に中村は「ドリカムと言わずに新曲を出したい」と今後の展望を語り、「やっぱりドリカムっていう先入観をみんな持っているし、ドリカムアレルギーの方々が“ドリカムでしょ?”“ドリカム聞いたことないから”って聴かないのはあまりにも残念すぎる。だからドリカムって名前を外して聴いてもらえればいいな。次の(ミュージック)ビデオも僕らは出ない」と宣言。それを聞いたマツコは「今出している歌を知ってほしいっていうのはありますもんね」とコメント、中村は「そうそう」と納得し、「今の曲が売りたい」と本音を吐露した。
次回は「マツコの知らないうどんの世界」「マツコの知らないサイの世界」が放送される予定だ。
(文=向原康太)