HARUHI、映画『淵に立つ』完成試写会で主題歌「Lullaby」初パフォーマンス

 HARUHIが、9月6日に行なわれた映画『淵に立つ』の完成披露試写会で主題歌「Lullaby」を初パフォーマンスした。

HARUHI

 同楽曲は、全編英語詞によるHARUHIの新曲。楽曲デモを耳にした監督・深田晃司氏が主題歌を依頼し、HARUHIがオリジナル楽曲「Lullaby」として書き下ろし完成させたのだという。なお、「Lullaby」は、10月5日に配信リリースされることも決定している。

浅野忠信コメント

HARUHIさんの歌声で一瞬にして違う世界に連れて行かれました。映画のようです。

浅野忠信(俳優)

深田監督コメント

いざこの映画の主題歌をどうすべきかと考えたとき、それが大変な難題であることに気づきました。必要な言葉はもうすべて映画の中にあるよ、と生意気にも考えていたからです。それに余韻も壊したくない。だから、私はこんなお願いをしました。「絶望も希望も歌いあげないで下さい。この映画は崖の淵から下を見るように人の心の闇、生きることの闇をできるだけ理性的に覗き込もうと試みてます。音楽もまたその闇をじっと見つめそこから滲み出る畏れのようなものをHARUHIさんなりに書き留めたものであって欲しいです」と。率直に主題歌らしくない主題歌にして欲しいとも伝えました。
出てきた曲を聴いて、驚きました。期待を軽々と越えていました。この映画は本当の意味で、映画と歌い手がコラボレーションできた稀有な例だと自負しています。聴き終わったときには、私はすっかりHARUHIさんのファンになっていました。この映画が、彼女の伸びやかで繊細な歌声とともに多くの人の元に届き、ともに成長していくのを楽しみにしています。

深田晃司 (映画監督)

HARUHIコメント

人が人と生きることにはこんなにも痛みが伴うのか。この作品を観てからずっと考え続けています。
この曲は、生まれくるすべての人を思う子守唄です。
すべての生命を包みこむ、そういうぬくもりを感じてもらえたら嬉しいです。
HARUHI

映画『淵に立つ』

■公開情報
映画『淵に立つ』
10月8日(土)より、有楽町スバル座ほか全国ロードショー
監督・脚本・編集:深田晃司(『歓待』『ほとりの朔子』『さようなら』)
出演:浅野忠信、筒井真理子、太賀、三浦貴大、篠川桃音、真広佳奈、古舘寛治
主題歌:HARUHI「Lullaby」(Sony Music Labels Inc.)
配給:エレファントハウス、カルチャヴィル
公式サイト
(c)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS

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