AKB48・横山由依、漫画『キングダム』からリーダーシップを学ぶ 「この本は私のバイブルになる!」

 横山由依(AKB48)が、書籍『『キングダム』で学ぶ乱世のリーダーシップ』を出版した経営コンサルタントの長尾一洋氏と行った対談を、3月28日発売の『週刊プレイボーイ(4月11日号)』に掲載する。

 同著は、コミック『キングダム』を読み解き、乱世を生き抜くリーダーの条件を探った書籍。今回、同著の発売を記念し、著者の長尾と昨年12月に高橋みなみ(AKB48)からAKB48の総監督を引き継いだ横山との特別対談が実現した。対談でははじめに横山から、「本の題名を伺った時に『もしかしたら……』と感じていたんですが、序章の数ページを読ませていただいた瞬間、『この本は私のバイブルになる!』と思いました」と熱く語ると、長尾は「『キングダム』にはリーダーを引き継いでいくというテーマがあるんです。横山さんは今それと同じ状況にあるのかもしれないですね」と返答した。

 また、長尾から「横山さんがリーダーシップに目覚めた瞬間って、いつなんでしょう?」という質問を尋ねられると横山は「たかみなさん(高橋みなみ)と同じチームになって、すぐ近くでお仕事を見る機会が増えた時に、『この人を支える役割をしたい』と思い始めたんです。このグループをもっと良くするためにと頑張って、こんなにもプレッシャーを感じている人を助けたいなと思ったのが、目覚めたきっかけだと思います」と返答。これについて長尾は「強いリーダーの、強さの中にある弱さを見つけ支えようと思う、実は「キングダム」も同じ構造を持っているんですよ」と説明し、AKB48における高橋みなみをキングダムの登場人物に置き換え、誰もできなかった中華統一の大志を抱く若き王“政”のようだとして、横山はその“政”を支え、戦争孤児から天下の大将軍を目指す主人公“信”だと解説した。剣の腕は立つものの、人の上に立つのは苦手だが、仲間思いで「支えたい」と思わせる部分がまさに横山に似ていると語り、横山は「信なんや、私!」と驚きを露わにした。

 さらに、横山は“アイドル戦国時代”である現在のアイドルシーンについて、「いろんなグループが出てきているんですが、AKB48のライバルは、昔のAKB48なんじゃないかと思っています。『あの頃がピークだったね』と言われるほどのAKB48を、今のメンバーで越えたいんです」と目標を熱く語った。 対談では、ほかにもAKB48メンバーの高橋朱里、入山杏奈、木崎ゆりあを『キングダム』のキャラクターに置き換え分析し、本書の“リーダーの条件”10個について語っている。

 

 

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■作品情報
『「キングダム」で学ぶ乱世のリーダーシップ』
発売:3月25日

長尾一洋(著) 原泰久(原作) 集英社
漫画『キングダム』を『まんがで身につく孫子の兵法』の著者長尾一洋が『リーダシップ』をキーワードに紐解く。リーダーの条件を10に分けて、登場人物のことば、行動を取り上げていく。

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