Especia、ビクターよりメジャーデビュー 若旦那プロデュースの新曲MVも公開

 

 大阪・堀江の5人組ガールズ・グループEspecia(エスペシア)が、12月14日に渋谷TSUTAYA O-Eastでワンマンライブを行い、来年2月にビクターVERSIONMUSICからメジャーデビューすることを発表した。2月18日に発売されるミニアルバム『Primera』には、若旦那プロデュース作、「We are Especia 〜泣きながらダンシング〜」を収録。約10分にも及ぶ長編ミュージックビデオも、本日よりGYAO!にて配信開始になった。

【GYAO!】「We are Especia 〜泣きながらダンシング〜」ミュージックビデオ

 

 今回のワンマンライブは全国ツアーのラストであり、Especiaの活動史上最も大きい会場だったにも関わらず、場内は満員。Especiaに対する期待値の高さがうかがえた。

 いわゆるアイドルフィールドのイベントを中心に活動している彼女達だが、DISCOブギー、FUNK、AOR、ブラックコンテンポラリー、80's POPなどのリヴァイヴァルとリンクする音楽性やファッションが特徴。この日の観客もアイドルファンと早い物買いの音楽ファン、老若男女が入り混じり、ほかではなかなか見ない熱気に包まれた。

 

 ホーン、コーラス含む総勢11名によるフルバンドの分厚い演奏に乗ってEspeciaが登場すると熱気はピークに。だが、その後演奏されたのは官能的でメロウな「BAY BLUES」。この一筋縄ではいかないところもEspeciaの魅力だ。

 その後も5月にリリースとなったフルアルバム「GUSTO」の収録曲を中心に、ほぼMCなしのまま切れ目なく演奏が続いた。まるで80年代のアクションアニメのような「No.1 Sweeper」、クリスタルなポップチューン「くるかな」、アンニュイな「L'elisie D'amore」など、アルバムの人気曲が演奏されるごとに歓声が飛ぶ。

 

 あっという間に本編は終了すると、アンコールの声と同時にファン有志の手によって事前に配られていたサイリウムが一斉に光り、場内はメンバーそれぞれのイメージカラーとなる様々な色の光で満ちる。

 再びメンバーが登場し、2月18日にビクターVERSIONMUSICからメジャーデビューミニアルバム「Primera」を発売することをファンに発表。さらにそのPrimera収録曲、この日のバックコーラスを務めていたRillsoulとメンバー冨永悠香の手による艶やかなジャジーR&Bナンバー「West Philly」、そして若旦那プロデュースによるほぼ10分にわたるディスコナンバー「We are Especia〜泣きながらダンシング〜」を初披露。若旦那らしい詞とアシッドジャズのようなディスコグルーヴは、Especiaにとっても新境地といえるナンバーだ。

 

 アンコールが終了しても観客のコールはまだ止まず、再々度メンバーが登場。最後はラッパーの「ナンブヒトシ」を招いてフリーダウンロードとして発表された曲「ナイトフライ」、そしてEspecia屈指のパーティチューン「GOOD TIMES」で終了。全編2時間半にわたる密度の濃いライブに、観客たちは満足げな表情を浮かべていた。

Especia『Primera [通常盤]』 Especia『Primera [初回限定盤] 』

■リリース情報
『Primera [通常盤]』
価格:¥1,852+税

01 We Are Especia ~泣きながらダンシング
02 Interlude
03 West Philly
04 Sweet Tactics
05 シークレット・ジャイヴ
06 Skit
07 さよならクルージン
08 Security Lucy
09 Outro

『Primera [初回限定盤](ボーナスディスク付き)』
価格:¥2,593+税

(ボーナスディスク詳細 )
01.シークレット・ジャイヴ(PellyColo M1 Fantasy Remix)
02.さよならクルージン(PellyColo Rainbow Steam Remix)
03.Security Lucy(Insecure Booty Mix)
04.Security Lucy(VINYL7 DUB)
05.West Philly(Instrumentl)
06.Sweet Tactics(Instrumental)
07.シークレット・ジャイヴ(instrumental)
08.さよならクルージン(Instrumental)
09.Security Lucy(Instrumental)

Especia HP

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