続いてのテーマは「おバカ」。3位の北野日奈子について、橋本は「話すとなんとなくバカなんだろうなってわかる」と冷たく言い放つと、松村沙友理からも「バカすぎてちょっと苦手だった」と指摘された。2位の畠中清羅には、斉藤優里からの「お勧めの映画を紹介しながらオチまで話された」や、若月からの「ラジオでペンネームなどの漢字が読めなくて時が止まる」といった意見が寄せられた。そして1位となったおバカは和田まあや。高山一実は和田を選んだ理由について「『高山一実』って小学校2年くらいで習う漢字なのに、まあやは最近書けるようになった」と語ると、生田絵梨花は「プリンシパルのテーマだった『喜劇』を『木劇』と勘違いして、木のパフォーマンスをしていた」と告白。これに対して和田が「『木よ、伝われ！』って思ってやってたら絶妙な空気になった」と当時のことを振り返ると、イジリーから「絶妙じゃなくて微妙ね。ヤバい、この回誰とも会話できない」と指摘された。

　3つ目のテーマ「おじさん臭い」では、3位に生駒里奈がランクイン。秋元真夏が「着替えの時に隠さない。ひどい時は下着もそのまま取る」と明かすと、生駒は「面倒くさいんですよ、隠しながらやるの」と開き直った。2位の伊藤かりんについては、伊藤万理華が「ふとした瞬間の声がおっさんっぽい」と明かしたり、中田花奈、能條、斉藤優里が「パフォーマンスがゴリラみたい」と語ると、井上が「ゴリラ界の天使って呼ばれてる」と便乗し、メンバーの笑いを誘った。そして1位には、イジリーから「OLのOはおっさんのOですね」と評された、現役OLアイドル・新内眞衣がランクイン。齋藤飛鳥から「楽屋とか移動中の車でも胡坐書いて猫背で貝ひもとスルメを食べている」と指摘された新内は、罰ゲームとして幼稚園児のコスプレを強要された。

　続く「ダンスが下手」というテーマには、3位として運動音痴キャラの秋元、2位には北野がランクイン。1位の永島聖羅については、井上が「全力過ぎて腰がすごい」と指摘し、グループ内でもダンスが上手い中田と比較することに。流れるような腰の動きができず、カクカクした動きになってしまい、メンバーを爆笑させた。

　そして「料理が下手」は1位のみの発表で、これまで冠番組でその料理下手ぶりを披露してきた生田がランクインした。生田の料理下手について、西野は「味覚がおかしい、何を食べても美味しいって言う」、橋本は「勉強もダンスもなんでもできるけど、唯一の欠落が料理センス」と語ると、秋元は「卵焼きを作る時も卵焼きの形にならなかったり、おにぎりを作る時も形にならず、手がお米だらけになる」と、造形すらまともにできないことを明かし、イジリーを驚愕させた。そして生田には、「もっと美味しいものの味を知ってもらいたい」と、番組から「高級中華料理食事券５万円分」がプレゼントされ、罰ゲームを受けた他メンバーからブーイングの嵐が巻き起こった。

　番組の最後には、生田と松村がイジリーの弱点を「優しすぎる」と告白。イジリーが「やらしすぎるでしょ？」とはぐらかすも、永島「イジリーさんが優しいおかげでこの番組ってスゴい番組に…」と続け、イジリーが「そういうこと言っちゃったら俺が通用しなくなる！」と嘆いたところで番組が終了した。

　そのほか、メンバーがパジャマ姿でオンエアを振り返る「NOGIROOM」のコーナーでは、関西出身の西野と川村真洋らがたこ焼きを囲んでお互いの長所を褒め合った今回の放送。インターネット動画配信サービス・huluでは本放送ではオンエアされていない「NOGIROOM」の完全版として、あるメンバーが深川麻衣に対する感動の手紙を読み上げる様子を見ることが可能だ。

（文＝向原康太）