乃木坂46西野七瀬、漫画ヲタクぶりを発揮しクイズ王・古川洋平を圧倒
『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京)の11月10日分にて、乃木坂46のメンバーによる「倒せ! クイズ王 絶対有利ガチンコクイズ対決(前編)」が放送された。
同企画は、乃木坂46のメンバーがそれぞれ得意のジャンルだけで構成された問題をもとにクイズ王・古川洋平と対決。全30問で正解数を競うというもの。
1問目は生駒里奈と古川が対決。「ゴールデンボンバーがオリコン週間チャートで初めて一位を獲得した曲は何でしょう?」という問題が出題されたが、古川が問題文を読み終える前に「Dance My Generation」と正解を答え、あまりの速さにメンバーが驚愕した。堀未央奈と古川の対決となった2問目の「映画『魔女の宅急便』でキキが居候するパン屋さんの名前は?」でも、古川が問題文の前半で「グーチョキパン店」とまたもや正解した。
3問目は西野七瀬が「漫画『銀牙―流れ星 銀―』で、主人公の銀が宿敵・赤カブトにとどめを刺す時に使った必殺技の名前は何でしょう?」という問題に「絶 天狼抜刀牙」と答えて見事正解した。西野は続けて、同じ漫画からの「赤カブトとの戦いで記憶を失っている主人公・銀の父親である犬の名前は?」という問題にも「リキ」と回答し連続正解。あまりのマニアックな問題にクイズ王・古川をして「何を言っているのかわからない」と言わしめた。
星野みなみと古川の対決となった「パンという言葉はもともと何語でしょう?」という問題では古川が「ポルトガル語」と答えて正解。橋本奈々未は『2005~2008年の月刊少年ガンガン』というかなり狭いジャンルの問題を選択。橋本はその理由について「小学生~中学卒業までこの年代をかなり読み込んでいた。『鋼の錬金術師』とか『ひぐらしのなく頃に』、『ソウルイーター』とか」と述べ、「『鋼の錬金術師』で、ロイ・マスタングが錬金術で炎を出すときの動作は?」という問題に、指を鳴らして見事正解した。
秋元真夏と山崎怜奈が2人がかりで挑んだ「1232年に北条泰時が定めた、全51条からなる鎌倉幕府の法律は何でしょう?」と言う問題では、古川が2人よりも遥かに速いスピードで「御成敗式目」と正解を答え、スタジオを驚愕させた。続く高山一実は『プラチナ期のモーニング娘。』問題に挑戦。歌詞朗読クイズに正解し、古川は「ジャンル設定が上手」と高山を褒め称えた。中田花奈は『地下アイドル』の問題に「しょっちゅう行っている」とそのアイドルヲタクぶりを語ると、「アイドルグループの『仮面女子』に所属している3つのユニットは、『スチームガールズ』『アーマーガールズ』と何?」という問題が出された。「仮面女子の月一くらいに現場に行く」という中田だったが、古川の方が回答スピードが速く、正解を奪われてしまった。
番組はここからダイジェストで問題の様子を紹介。斎藤ちはる、橋本奈々未がバスケットボールの問題、生駒、伊藤かりんが『NARUTO -ナルト-』の問題に挑戦する様子が放送された。
伊藤万理華は「道端に居るコケを眺めて写真を撮るのが好き」と、写真を見てコケの種類を答える問題に挑戦。園芸用としても人気の「ホソバオキナゴケ」を見事言い当て、古川は「長年クイズをやっているが、コケを見せられてコケの名前を答えさせられるのは初めて」と悔しさを滲ませた。最後の白石麻衣と川後陽菜は『モデル』問題に挑戦。「2012年に講談社の『ミスiD』でグランプリを獲得し、雑誌『ViVi』の専属モデルとしてデビューしたのは?」と言う問題に川後は「玉城ティナ」と答えて正解。川後は「元々は『ミスiD』にはグランプリなんてないんですけど、あまりにも圧倒的すぎてグランプリという称号を与えた」と解説も加えてみせ、古川を圧倒したところで番組が終了した。
乃木坂46メンバーのマニアックぶりを垣間見ることができた今回の放送。次回は「倒せ! クイズ王 絶対有利ガチンコクイズ対決(後編)」が放送される予定だ。
(文=向原康太)