AKB48、ミュージカル審査の裏側明かす 横山由依「AKB以外のスタッフと何かを作りたい」

 梅田は、若手メンバーと役を争うことについて、オーディション前に「若い子にもチャンスをあげなきゃって言われてる年代ですけど、ドロシーだけはマジであげたくない」と強い口調で語ると、岡田は「大きなステージに立つし、怖い」と不安な気持ちを口にした。また、横山は「AKB48の活動を通じて、メンバーやスタッフと一緒に作ったものって、達成感もあるしやりがいもあるとわかったから、今回はAKB48以外のスタッフと一緒に何かを作ってみたい」と、ひとりのアーティストとしての自我が芽生え始めていたことを明かした。

 6人がそれぞれ溌剌とした動きをみせたダンス審査が終わると、続いては演技力審査へ。本番2時間前に台本が渡され、それを急遽覚えて熱演するという課題が与えられた。舞台裏では必死に暗記し、どう表現するかを各々が考え、ステージの上ではそれぞれの考えるドロシーを演じた。

 また、舞台裏では、田野がこのオーディションを受けた理由について「梅田さんの舞台『イン・ザ・ハイツ』を見て、衝撃を受けた。尊敬しているけど、今回は一番のライバル」と、W主演の相手である梅田に憧れて舞台に立っていたことを明かした。

 オーディションの裏側を通して、メンバーの隠れた物語が浮き彫りになった今回の放送。次回は『AKB主演ミュージカル「ウィズ~オズの魔法使い~」 最終オーディション』の歌唱力審査の裏側がオンエアされる予定だ。

(文=向原康太)

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