AKB48・大島優子、最後の劇場公演が終了「普通の女の子が大きな夢を持っても良いんですよね」

 そして、大島本人が卒業についてのスピーチを披露。「私たちAKB48は、このドンキホーテ(秋葉原店)の8階にある狭い劇場から始まりました。アキバ系アイドルとして始まった私たちが、昨日味の素スタジアムという7万人の会場を埋め尽くして。今日は250人の前で歌っていて、狭く感じるけど、この場所が私の原点です。ここから出発出来てよかったなって思います。応援してくれる皆さんの力があって、AKB48はここまでこれました。普通の女の子だった私たちを見つけて、応援してくれて本当にありがとうございました。普通の女の子が大きな夢を持っても良いんですよね。その勇気を与えてくれてありがとうございました」と語り「草原の奇跡」を歌い上げた。

 その後、高橋が「一番優子らしい曲」と語り、大島も「ファンのみなさんが私にプレゼントしてくれた曲です」と、大島がセンターとしてブレイクした楽曲「ヘビーローテーション」を笑顔で披露し、AKB48の大島優子としての最後の公演が幕を閉じた。

 その後、大島は劇場の外にいるファンに向けて、拡声器を使って卒業公演の成功を報告。「明日からは自分の夢を叶えるために歩いていきたいと思います」と大勢のファンに語りかけ、番組は終了した。

 AKB48グル―プの中心メンバーとして、8年半に渡って活躍し続けた大島の最後を華やかに締めくくった今回の放送。これからは残ったメンバーがどうグループを守っていくのか、また、女優・大島優子として彼女はどう活躍するのか。両者の新たなステージに期待したい。

(文=向原康太)

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