AKB48・大島優子、最後の劇場公演が終了「普通の女の子が大きな夢を持っても良いんですよね」
後半は6月8日に行われた味の素スタジアムでの卒業公演後から、大島に密着したVTRが放送された。大勢の前で歌うのは最後となった同公演について「忘れたくないなって思いました。7万人の人が集まったところで自分の卒業コンサートをやるとは思ってなかったので。(最後の劇場公演について)劇場公演からすべてAKB48の人生が始まったから、劇場にありがとうって言いたいですね」と帰りの車内で語った模様が放送された。
劇場からの生中継では、会場のファンから「優子!」コールが響き渡るなか、大島をセンターに据えた選抜メンバーが登場。「ギンガムチェック」、「Everyday、カチューシャ」を続けて披露した。その後、大島の卒業曲である「今日までのメロディー」に関して、大島が「秋元さんが私のことを思って書いてくれた曲です。この曲には実は歌詞が2つあって、『優子の8年間を振り返ったら1曲じゃ収まらなくて』と言われたので、そのなかから1つを選びました」と語り、同曲を歌い上げた。
その後、これまで共に活動してきたメンバーが、大島に対して一言ずつコメントを捧げる場面が放送された。
同期メンバーとして歩んできた宮澤は、大島との関係性について「死んでも続く関係」と語ったり、梅田は「優子が私の道しるべでした」と、大島の存在感の大きさを語るなか、小嶋陽菜は「優子が『居るだけで和む』って言ってくれたから、頑張れないけどあとしばらくは居ようと思います」と、気心の知れた相手ならではのコメントを披露した。
また、後輩メンバーとして、同じ太田プロに所属する指原が「私、今まで言ったことないんですけど、今までも、これからも尊敬している先輩は優子ちゃんです」と語ると、柏木由紀は「ずっと優子ちゃんの背中を見てきました」と、憧れの存在として居続けた彼女について語った。続けて松井珠理奈が「優子さんのマネをしても敵いません。これからも私たち後輩に、かっこいい背中を見せてください」と語ると、6月7日の選抜総選挙で1位を獲得した渡辺麻友が「これからのAKB48のことは任せてください」と、グループを背負っていく覚悟を語った。
最後に1期メンバーである高橋から「二人の思い出って一つしかなくて。(前田)敦子が卒業を決めたときに、二人でご飯に行ったことでした。その時に初めて深く喋って、『あ、同じこと考えてたんだね』って、ちょっとした答え合わせみたいに色んな話をしました。卒業したら、戦友じゃなくて親友になってください」と提案を受けた大島は「嫌です」と即答し、シリアスなムードに包まれていた劇場が一気に笑いに変わった。続けて大島が「私はこれからもAKB48のことは応援していくし、AKB48のことは誰よりもわかるから。だからこれからも戦友です」と高橋に語りかけるという、二人の関係を如実に表したシーンが放送された。