『ラブ トランジット 35+』男性メンバー座談会 元恋人との再会で見つけた答えと育まれた友情「自分らしくいていい」

「ラブトラ史上、一番無駄な涙を流した男」? X予想の答え合わせは

サトシ

――共同生活中は、誰と誰がX同士なのか知らない状態で過ごしていたわけですよね。「この2人がXだ」と気づいた瞬間はありましたか?

ヒロヨシ:僕は結構早くわかりました。卓球のときに「きっとXのところに行くだろう」と思って見ていたら、そこで「ダイちゃんのXはあの人なんだな」と。

サトシ:僕は全然わからなくて、予想はことごとく外れました(笑)。「この人のXはあの人だろうな」と勝手に照らし合わせて、心の中でグッときて涙ぐんだり。でも、それが毎回違う人で。全然違う組み合わせに感動していました(笑)。

ひかる:『ラブ トランジット』史上、一番無駄な涙を流した男(笑)。

サトシ:Xが発表されるシーンがあるじゃないですか。あの答え合わせで「え!?」ってなりました(笑)。結局、自分のところ以外は全部外しました。

ヒロヨシ:逆にすごいよね(笑)。

サトシ:特にひかるくんのペアとダイちゃんのペアは、本当に最後までわからなかったです。僕、ダイちゃんのXは完全に別の人だと思い込んでいたので。

ひかる:僕もそこは同じように思ってました。

ダイチ

ダイチ:だからサトシが、その女性と話に行くときに俺に「行ってもいい?」みたいな空気を出してくるんですよ。俺は何のことかさっぱりで、「行けばいいじゃん」って(笑)。ずっと「何か意図があるのかな」「挑戦状なのかな」って考えてたんですけど、あとで答えを知って、「単純に人を間違えていただけだったんだ」って(笑)。

ひかる:僕はある程度、過去のシリーズを見ていたので、「序盤ではこういう動きが多い」というセオリーみたいなものは知っていたんです。でも今回は、そのセオリー通りじゃない動きをする人もいて。特にダイちゃんが初日からそういう動きをしていたので、迷いましたね。毎日一緒にいるからこそ、みんなの日々の行動もよく見ているんですよ。それを照らし合わせて「ここだな」と思っていたのに、全然違いました(笑)。

りょう:そういう意味でいうと、僕は恋愛リアリティ番組自体まったく見てこなかったので、セオリーも何もわからないし、正直、誰と誰がX同士でもいいや、くらいの感覚でした(笑)。ただ、ある女性とデートに行ったとき、年齢の話から「ヒロちゃんかな」となんとなく思って。「Xはお酒が大好き」と聞いて、ヒロちゃんもよく飲むから「つながった!」と思ったんです。でも、よく見たらダイちゃんもワインをよく飲んでいるなと(笑)。最終的には、その女性がヒロちゃんを見る目でわかりました。

ダイチ:あれはすごかった。目に感情って宿るんだ、って思った。

りょう:あとはパズルをはめていくように、「こうだろうな」と。

24年越しの「ごめん」も Xと向き合ったからこそ気づけたこと

りょう

――今回の旅では、新しい恋だけでなく、それぞれがXともう一度向き合う時間もありました。Xと向き合ったことで、自分自身や恋愛について新しく気づいたことはありますか?

ダイチ:僕は離婚を経験していて、その後にXとお付き合いして、別れてから6年が経っています。今回参加してみて、当時の自分はまだきちんと前を向けていなかったんだと気づきました。というより、気づかせてもらったという方が近いですね。

 Xからはずっと、「あなたがしたいことは何?」というサインをもらっていたんです。僕は、自分で責任を取って行動することを避けていた。それを彼女が一生懸命伝えてくれたことで、今回ようやく気づくことができました。今はやっと、ちゃんと前を向けている感覚があります。全部ひっくるめて「ありがとう」と言いたいですし、本当にいい旅になりました。

ヒロヨシ:僕はこれまで、お付き合いしてきた女性にあまり自分の感情を言わず、何かあっても自分が謝ることで問題を収めてきたんです。でも今回はXに対して、自分が言いたいことをちゃんと言葉にすることができました。今までだったら「僕が悪かった、ごめん」で終わらせていたことを、初めて女性に対して伝えられた。こういう機会がなければ、自分はずっとできなかったと思います。自分にとっても初めての経験でしたし、本当に感謝しています。

サトシ:僕はこれまでの恋愛を振り返ると、付き合い始めるときや別れるときに、きちんとけじめをつけず、ふわっと流してしまうことが多かったんです。それが本当に良くないことだったと、今回Xと共同生活するなかで改めて気づかされました。

 Xから「じゃあ、何しに来たの?」と何度も問いかけられて、「本当に自分は何をしに来たんだろう」と考え直すことができた。だからこそ、最後の告白もそうですし、それまでXと向き合う時間のなかでも、自分の気持ちをきちんと言葉にできたと思います。僕がなかなか動けなくて、彼女に悲しい思いをさせてしまったこともたくさんありました。その反省と、気づかせてくれたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。

りょう:僕が昔Xと付き合っていた頃って、本当に突っ張っていたんです。Xがひとつ年上で、僕にとって憧れの存在だった。だからダサいとか、子どもっぽいと思われたくなくて、ずっと背伸びしていました。でも今考えると、それが一番ダサかったんですよね。

 それから24年が経って、今回ようやくちゃんと謝ることができました。この機会がなかったら、昔の自分が悪かったことに対して謝るなんて、絶対にできなかったと思います。友達関係は続いていたかもしれないけど、素直に「ごめん」と言えたことが本当によかったです。

――ひかるさんはいかがですか?

ひかる:一言で言うと……(りょうを見て)ホカンスの間、ずっと隣にいてくれてありがとう。

りょう:俺?

ひかる:……いや、こっちじゃないか(笑)。まずは、この『ラブ トランジット』に参加できたこと自体に感謝しています。配信を見てもらえばわかると思いますが、僕自身、もともと自己中心的で、協調性がないところがあって。Xからもずっと「もっと周りを見なさい」と言われ続けてきました。今回、Xと向き合おうと決めて参加してみたら、僕以外の9人が本当に人としてできた方ばかりだったんです。

――こうした番組で、過去の恋愛にもう一度向き合うこと自体にも勇気が必要だったのでは?

ひかる:勇気しかないですよ。だって、それを人に見られるわけじゃないですか。僕、人前に出るのが好きそうってよく言われるんですけど、本当は苦手なんです。共同生活中も毎日「帰りたい」と思っていました。

 でも、そう思いながら毎朝早くリビングへ行くと、りょうちんがいる。それだけですごく安心できたんですよね。これまでの人生では、自分が悪かったことで仲間が離れていったこともあったし、それを人のせいにしてしまったこともありました。でも『ラブ トランジット』では、毎日起きたらみんながいる。そのことがすごくありがたかった。仲間と呼ぶのはおこがましいかもしれないけど、本当に皆さんに感謝しています。Xはそもそも完璧な女性なので、X自身に何か言いたいというより、この機会をつくってくれたことへの感謝ですね。

「おじさんたちだって、こんな友情を築けるんだぜ」

――Xとの関係だけでなく、この共同生活で生まれた新しい関係も、皆さんにとって大きなものだったように感じます。最後に、視聴者に、あらためて注目してほしいところを教えてください。代表して、どなたかにお願いしたいのですが……。

ひかる:じゃあ、真ん中のりょうちんで(笑)。

りょう:俺?(笑) みんなといるのが楽しすぎて。本当にこのメンバー、めちゃくちゃ仲がいいんです。「おじさんたちだって、こんな友情を築けるんだぜ」というところを、ぜひ見てもらいたいです。

■作品概要
『ラブ トランジット 35+』
※読み方:ラブ トランジット さんじゅうごぷらす
※「ラブ」と「トランジット」/「トランジット」と「35+」の間はどちらも半角アケ
配信中
話数:全8話
配信中 第1話-第3話
配信中 第4話-第6話
11月5日(木)20時 第7話-第8話
製作:Amazon
コピーライト: ©2026 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.
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