ガシャポン50周年の成長戦略発表会が開催 登壇した柏木由紀、アンガ田中&山根がガシャポンの思い出を語る
10月8日、東京・池袋のサンシャインシティで「ガシャポン50周年発表会」が開催されたた。カプセルトイブランド「ガシャポン」が2027年1月に50周年を迎えるのを前に、海外展開や商品開発を軸とする成長戦略を発表。後半には柏木由紀とアンガールズ田中卓志、山根良顕が登壇し、それぞれの楽しみ方を語った。
ガシャポン市場は1700億円規模に
事業戦略について説明したのは、バンダイ執行役員でベンダー事業部ゼネラルマネージャーの滝口雄介氏。成長を支える強みとして、毎月120種類以上を展開する商品の多様さ、自社開発の自販機・カプセル、さまざまな売り場や購入方法の提供という3点を挙げた。同社調べによる2025年度のカプセルトイ市場規模は1700億円で、メーカー別売上に占める同社のシェアは57%となっている。
50周年のスローガンは「WE ARE GASHAPON」。滝口氏は「我々がこれから目指すのは、ガシャポンを世界の文化にすることです」と、国内で築いた基盤をもとに海外展開を強化する方針を示した。
「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」は現在、国内303店舗、海外では18の国と地域で184店舗を展開する。海外ではアジアが好調で、特に韓国は世界でもトップクラスの売上を記録しているという。今後は、広大な国土と人口規模を持つ北米で出店を促進。2027年度には南米・ブラジルへの初出店も予定しており、国内500店舗、海外500店舗を目標に販売網を広げていく。
店舗展開に加え、2027年1月からは「GASHAPON WORLD TOUR ~HELLO! WE ARE GASHAPON~」を開始。フィリピンや韓国、北米、欧州などを巡り、ガシャポンを体験する機会を設ける。詳細は新たに開設するワールドポータルサイトで発信し、各地の最新情報の集約や、ファン同士のコミュニケーションが生まれる場づくりも目指す。
商品展開を支える設備面では、新型自販機「ガシャポンステーション100」を紹介した。ガシャポン史上最大となる100mmサイズのカプセルに対応し、大型商品を展開できるようにする。対応商品の登場は2027年夏頃を予定している。
近年のヒット商品については、20代女性を中心に支持を集める「めじるしアクセサリー」の世界での出荷個数が2億個を突破。持ち物に目印を付ける実用性に加え、収集したり、複数をまとめて付ける「ジャラ付け」を楽しんだりできる点が人気につながったと分析した。
これに続くカテゴリーとして「カラフルマルチチャーム」「ジェリーデコバンド」「カラともマスコット」などを展開する。男性向けの新シリーズや、世界の子どもたちに向けた動物をテーマにしたシリーズも紹介し、ユーザー層の拡大を図る。2027年秋には「ガシャポンEXPO2027」の開催も予定している。