46歳・押切もえがたどり着いた“老けない”秘訣 「回り道にこそ、宝がある」『エイジレスボーイズ』5話

 9月3日に配信スタートした『エイジレスボーイズ』(ABEMA)は、いくつになっても老けない年齢不詳(=エイジレス)な人たちの老けない秘密を探っていくアンチエイジングバラエティ。番組MCには、令和の美のカリスマ・小田切ヒロ、美容男子芸人・池田直人(レインボー)、そして美を学びたいアイドル・小島健(Aぇ! group)が起用されている。

 本稿では、10月1日配信の第5話の内容を振り返りながら見どころを読み解いていく。

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46歳・押切もえがたどり着いた「よく食べて、よく動く」

 今回、エイジレスピープルとして登場したのは、蛯原友里とともに“エビもえ”ブームを巻き起こし、『CanCam』黄金期を支えたモデルの押切もえ(46)。私生活では、36歳のときにプロ野球選手・涌井秀章と結婚。8歳と5歳の子どもを持つママとして、育児にも奮闘中だ。

 そんな押切の美しさを支えているもののひとつが、“食”である。この日訪れたのは、東京・世田谷区にある『生活クラブデポーせたがや』。一見すると普通のスーパーだが、化学合成農薬や化学肥料をできるかぎり減らし、減農薬の青果や地場野菜を取り扱っている店舗のようだ。押切は「タンパク質をとらないと」「肉魚豆類バランスよく」と語りながら、食材を選んでいく。

 現在は、「食は原動力」をモットーにしている彼女だが、CanCam時代には「痩せなくちゃ」という思いにさいなまれ、絶食した時期があったという。「夜ごはんが怖くて食べられない」ところまで追い詰められた結果、10キロ減量したものの、「体重は落ちても肌にハリがなくなる」「笑顔に輝きがないような感じ」と振り返る。

 その経験から、今は過度な食事制限はせず、身体にいいものを取り入れることを重要視していると語る押切。子どもが生まれてからは、「いっぱい食べてもそんなに変わらない」「そこまで気にするほどではないんだな」と気づいたそうで、「この年齢になると、我慢をしすぎる方が、ギスギスして見えちゃうかな」とも。しっかり食べて、しっかり動く。それが、46歳になった押切がたどり着いたスタイルキープ法のようだ。

“足す美容”から“引く美容”へ 年齢を受け入れて気づいたこと

 押切は、食事だけでなく、年齢をともに変化する髪にも目を向けている。産後に抜け毛が気になるようになったことをきっかけに、「今から頭皮ケアをしておきたい」と考えるようになったという。この日、押切が訪れたのは、髪と頭皮のサロン『RESALON』。ここでは、体内から頭皮ケアをするための水素吸入、頭皮から細部に届く光を当てて血流に働きかける近赤外線照射、炭酸ミストマシーンでクレンジング、クレイパック、ヘッドマッサージ、ヒト幹細胞培養液の注入などを体験。施術前と比較すると、明らかに髪のツヤが増しているのが分かる。

 また、「30代のころに悩んでいたこと」を聞かれると、「若いときに成功したヘアスタイルやメイクを変えられない時期があった」と振り返る。実際に、写真で自分の顔を見て、「古いな」と感じることもあったそうだ。とくに、エビもえブームが巻き起こっていた世代は、パーツメイク重視で“盛る”ことにこだわっていたため、最初は盛らないメイクに違和感を抱いたことも。しかし、現在では「年齢を受け入れつつ、引き算を覚える」メイクにたどり着いたという。これには、小田切ヒロも「気づきがすごい重要!」と共感。年齢による変化にも目を向けながら、自分に似合うものを見つけてきたのも、エイジレスな美しさの秘訣なのかもしれない。

戦友・蛯原友里からの言葉に涙 「友里がいたから頑張れた」

 そんな押切にメッセージを寄せたのが、『CanCam』全盛期をともに駆け抜けた蛯原友里だ。当時は、撮影で毎日のように顔を合わせていたという2人。蛯原は、「当時からもえは美意識がすごく高かったので、いろいろ勉強させてもらってきた」と振り返り、岩盤浴なども押切の真似をして取り入れていたと明かした。

 そんな“戦友”からのメッセージを聞きながら、押切の目には涙が浮かぶ。「なんで、泣いちゃうんだろう。分かんない」と涙を拭い、「本当にすごく濃い毎日を過ごさせてもらって、感謝してます」「年明けすぐから撮影とか、大変なこともあったけど、友里がいたから頑張れた。今でも尊敬している」と振り返っていた。「(あの時期があったから)これからも大丈夫って思える」という言葉からは、蛯原とともに駆け抜けた日々が、今も押切の心の支えになっていることが伝わってくる。

 また、蛯原が“かわいい系”と呼ばれ、モテブームを巻き起こしていたとき、「自分はモテとはちがう方にいた」と話す押切。そして、「盛りすぎちゃうのは、自信がないとか、中身が追いついていないっていう焦りもあったのかも」「綺麗にメイクしてもらっても、足りないものがある気がしてた」と当時の葛藤を明かしてくれた。しかし、蛯原の話を聞き、「遠回りしたけど、あのとき本当によかったな。間違いじゃなかったな」と思えたそうだ。

 当時の“エビもえ”ブームをリアルタイムで見ていた小田切は、「エビちゃんは、仕事を頑張りながらも軽やかで、リラックスしてて、自然体な印象があったけど、押切さんは、いつも一生懸命でがむしゃらに頑張っていた。完璧主義だからこそ、本人は大変だったんだろうな」と目を潤ませながら語っていた。

 最後に、「押切さんにとって美とは」と聞かれた押切は、「回り道も楽しむ。回り道にこそ、宝がある」とキラキラの笑顔で答えてくれた。痩せることに必死だった時代も、“盛る”ことで自信を補おうとしていた時代も、すべてが今の彼女につながっている。回り道さえも自分の人生として楽しむこと。それが、46歳になった押切がたどり着いたエイジレス論だった。

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