ChatGPTがSlackとMicrosoft Teamsに対応 チャンネルやスレッドで@メンションから利用可能に
OpenAIは、ビジネスチャットツールのSlackおよびMicrosoft TeamsからChatGPTを直接呼び出せる機能を提供することを発表した。対象はChatGPT Business、Enterprise、Eduの各プランで、利用には管理者によるセットアップが必要となる。
新機能では、SlackやMicrosoft Teamsのチャンネル・スレッド内で「@ChatGPT」とメンションすることで、会話の流れを止めずにChatGPTへ質問できる。直接メッセージによる個別のやり取りにも対応している。同じ会話に複数のメンバーが参加し、それぞれが質問を追加したり、回答を修正したりしながら、チームで成果物を練り上げられる点が特徴だ。
連携済みの社内ツールから必要なファイルやプロジェクト情報を検索し、会話の内容を報告書、プレゼンテーション、スプレッドシート、計画などの形式にまとめることもできる。繰り返し発生する業務は、定期実行タスクとして登録することも可能となっている。
管理者が有効化したチャンネルでは、個別のChatGPTライセンスを持たないメンバーも機能を利用できる。ただし、これは一般ユーザーへの無料開放ではなく、あくまで組織内での運用を前提とした仕組みとなる。
アクセス範囲は組織の設定と権限に基づく。チャンネル履歴の全体、非公開の会話、個人のChatGPT履歴へ自動的にアクセスするわけではない。個人アカウントの権限も自動的には継承されず、必要に応じて利用者本人に接続を求める設計となっている。連携ツール上で処理を実行する前には、利用者の承認を求めるプロセスも組み込まれている。
管理者側は接続先、権限、利用費用、実行ログを管理できる。組織のガバナンスを保ちながら、業務チャットの内部でAIを共同利用できる環境が整えられる形だ。