今回、告白を控えた男子メンバーが想いを固めていく中で、大きく一歩を踏み出した女子メンバーがいる。現在ろびんとゆうまに想いを寄せられている最年少メンバー・こころだ。

　前回りょうたの気持ちが自分には向いていないと知ってもなお、今週もりょうたに真っ直ぐにアプローチを続けるこころ。しかし、そんな彼女にりょうたは「こころちゃんは次の人に行ったほうがいいんかな」とはっきりと今の正直な気持ちを言葉にした。最終告白が男子からだからこそ、きちんと想いを伝えることすらできないことに「（1週目に）動いてたら変わってたのかな」とこころは後悔の涙を流す。

　こころと出かけたはずのりょうたが1人で戻ってきたことで、メンバーも事態を察する。傷ついたこころの元へ向かったのは、ろびんだった。「どしたん？　なんかちょっと暗そう」と優しく声をかけ、こころにそっと寄り添うろびん。2人で向かったバッティングセンターでは、元野球部の実力を発揮し、かっこいい一面を見せてこころの心を温めた。“追う・追われる”の矢印が交差しあう『恋ステ』だからこその、両思いになることの難しさを感じられる場面だった。

　次週はいよいよ、告白前日の最後の夜が描かれる。今の時点での女子人気No.1は異性3人から想いを向けられているたくみ・りょうたということになるが、男子に至ってはたくみが何を考えているのかわからないからこそ順位がつけられない。りむ、ねね、いちか……タイプが違う3人の女子のなかで、たくみは誰に心揺さぶられているのだろうか。また、りょうたとたくみで揺れながらも、てんたにも想いを向けられているねねの選択も気になるところ。次週、それぞれが“気になるあの子”のハートを射止めるべく、告白に向けて最後のアピールが始まる。

「距離をなくそう」最終回前に距離を縮めるメンバーが続出……『恋ステ 2023夏』

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