20位から13位

　20位には『Pokémon LEGENDS アルセウス』から「ウォロ」がランクイン。数々のキャラクターが個別にランクインした本作のなかでも、最高の順位を叩き出した。ゲームのストーリー上の役割や性格だけでなく、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』に登場する人気キャラクター・シロナとの繋がりや共通点に関連した話題も多く、ひとりのキャラクターとして2022年を盛り上げた。

　14位には、数々のキャクターがランクインした『Pokémon LEGENDS アルセウス』がランクイン。2022年1月に発売された本作は、これまでとは異なる「ポケモン」のゲーム性を示したタイトルだ。はるか昔、まだ人とポケモンが共生する前のヒスイ地方での冒険を経て、少しづつ人とポケモンの距離が縮まっていく感覚は、現代を知る我々にとっても感慨深いものだった。

　そして、本記事の最高ランクである13位にランクインしたのは、The Game Awards 2022にも輝いた『ELDEN RING』だ。フロムファンはもちろんのこと、広大なオープンフィールドで繰り広げられる壮大な物語にゲームファンだけでなく多くの人々が魅了され、熱狂しムーブメントを作り出した。

　上位20位の中では、合計3つのゲーム関連用語がランクインしていた。惜しくもトップ10には入れなかったものの、いずれも2022年を代表するようなゲームタイトルやキャラクターと言えるだろう。結果、ノミネートされた100個の流行語のうち、ゲーム関連語は合計で28個だった。

　とりわけ、2022年のはじめに発売された『Pokémon LEGENDS アルセウス』や『ELDEN RING』のキャラクターや用語が目立ったが、ネットならではのゲーム関連ミームもちらほら確認でき、「そういえばこんな言葉が流行っていたな」というような懐かしさも感じられた。ちなみに2022年の年間大賞は、今年公開された『ONE PIECE FILM RED』の登場人物・ウタだった。

　2023年にはいったいどんな流行語が生まれるのか、そしてゲーム関連の用語ではどんなものがノミネートされるのか。来年に期待を寄せつつ、ゲームライフを楽しもう。

画像=ニコニコ大百科公式Twitter