TikTokerで米マイアミ在住のプライベートシェフ、カーリー・ピーが販売したピンク色のソースが物議を醸している。

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　ピーは6月に「ピンクソース」と名付けた文字通りピンク色の自作のソースを動画で公開した。動画ではフライドチキン、タコスをピンクソースに浸したり、ガラス容器から直接ソースを舐めたりと、“TikTok映え”するソースを披露した。

　ピンクソースは薄いピンクから、バービー人形のテーマカラーを彷彿とさせるホットピンクまで、さまざまな色合いで登場する。奇抜な見た目だが、主な成分はドラゴンフルーツ、ヒマワリ種子油、チリ、ハチミツ、ニンニクとされ、ピーは「食べられる自然なもの」を使用しているとコメント。ところが、ピーがソースを1本20ドル（約2700円）で販売したところ、批判が集まるようになった。

　炎上の理由は、ボトルの成分表示のスペルが間違っていること、ラッキーナンバーにこだわったように見える数字が並んでいること、冷蔵の指示や出荷方法が適切に見えないことなどで、ピーのレシピの安全性が疑問視されている。ピンクソースを購入したと主張するTikTokユーザーは「腐ったような匂いがした」とコメントしている。

　現時点で健康被害は報告されておらず、問題は起きていない。しかしピーのTikTokのコメント欄は批判的なコメントで埋め尽くされている。まるで過去にファンをボツリヌス中毒の危険にさらした食品インフルエンサーや、約束通りに商品を届けなかった食品インフルエンサーのように非難を浴びている状況だと表現されるほどだ。

　BuzzFeedの取材に対し、ピーは「私たちはFDA（アメリカ食品医薬品局）の基準に従っています」とコメント。「多くの人から詐欺師と呼ばれるのは辛いけど、乗り越えて最高の商品を世に送り出します」と決意を語った。

（画像＝chef.piiのTikTokより）

〈Source〉
https://www.buzzfeednews.com/article/kelseyweekman/tiktok-pink-sauce-creator-carly-pii-talks-backlash
https://www.tiktok.com/@chef.pii