そして、格闘技ファンの間から“裏メイン”と呼ばれているカードが海人VS野杁正明の対決だ。

　海人は、立ち技に投げや関節もある競技「シュートボクシング」の新世代エース。身長180センチ、体重70キロのイケメンで大手芸能事務所「レプロエンタテインメント」とマネジメント契約しており、モデル・タレントとしても活躍している。

　対する野杁は09年に15歳でK-1甲子園に出場、数々の激戦を繰り広げてきたベテランだ。家族想いで子煩悩なことで知られ、今回も「将来、K-1に出ること」に憧れて頑張っている世代に夢を与えたいと語る。

　その野杁に「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」で惜しくも敗退した“ダークヒーロー”安保瑠輝也も、最終カード発表でRISE王者・山田洸誓との対戦が決まった。

　安保は、その朴訥としたリアルな不良キャラで人気を博しており、YouTubeチャンネルの登録者数は48.9万人。各地の喧嘩自慢と対決する動画は、いずれも高い視聴回数となっている。なかでも話題を呼んだのが『海で絡んできたヤンキーたちに鉄拳制裁』という動画で、875万回視聴を記録している。

　ほかにも『THE MATCH 2022』出場選手は、選りすぐりのツワモノたちだけに、多彩で意外な一面を持つ者ばかり。試合で興味を持ったら、ぜひそれぞれのSNSなどにアクセスして深堀りしてみてはいかがだろうか。