先日、ソニーから完全ワイヤレスイヤホン「 LinkBuds S」が発表された。海外メディア「MacRumors」ではAppleの「 AirPods Pro」との比較動画を投稿している。

　両モデルともに、耳にほとんど収まってしまう小さなサイズだが、デザインに違いが見られる。「AirPods Pro」がスリムなシルエットラインなのに対して、「LinkBuds S」は、丸みを帯びている。

　駆動時間では差が出た。「LinkBuds S」は最大約6時間の再生に加えて、充電ケースを介してさらに約14時間。「AirPods Pro」は、合計で最大約24時間のため、約4時間ほど上回っている。

　両モデルともに、耳に差し込むシリコンチップは、最適なサイズを選択でき、快適さはほぼ同じだ。

　ノイズキャンセリングに関しては、両モデルともに周囲のノイズをしっかりと遮断し、優劣をつけるのは難しいとのこと。

　音質に関しては共通点が多く、どちらも遜色ないが違いもある。「AirPods Pro」には高品質の外音取り込みモードがある一方で「LinkBuds S」はソニー専用のアプリで調整することが可能なため、カスタマイズの優位性があるとしている。

　カスタマイズにこだわるのであれば、「Sony LinkBuds S」のほうがよい。一方でAppleのエコシステムでは、高速切り替えや自動ペアリングなどの機能があるため、基本的に「AirPods Pro」のほうがシームレスで使い勝手がよいだろうとの見解を示した。

　ワイヤレスヘッドホンでも競合するAppleとソニーだが、仕様で迷ったら自分の好きなデザインや色で選ぶという方法もあるだろう。

（source）
https://www.macrumors.com/2022/05/25/sony-linkbuds-s-vs-airpods-pro/