ヒカキン、南海トラフ&首都直下型地震対策に50万円分の防災グッズ購入 トップYouTuberの正しい“影響力の使い方”

 トップYouTuberのヒカキンが、3月16日に停電を経験し、自身の体験から地震対策の重要性をYouTubeで発信した。

【GWも油断出来ない】南海トラフと首都直下型地震が怖すぎて50万円の"化け物"を買ったので開封動画

備えあれば憂い無し

 トップYouTuberのヒカキンが、「【GWも油断出来ない】南海トラフと首都直下型地震が怖すぎて50万円の"化け物"を買ったので開封動画」と動画を公開し、地震対策グッズを紹介した。

 まずはどんな水でも濾過して飲める「ライフセーバーボトル」を紹介。ブラックコーヒーを利用しどれくらいろ過を実演したが、出てきたコーヒーはほとんど透明で機能性は高いものである。次に紹介された「地震対策30点避難セット」は飲水や簡易トイレ、パンや救急セットが詰まったリュック型の避難グッズ。

 実際に中身を開封したり、保存食を試食したりと防災グッズの購入を検討している人にとっては極めて有益な情報だろう。

 そして極めつけは40万円のモバイルバッテリーで、家庭用で最高のパワーを誇るとヒカキンは語る。3,600Whのパワーを備え、スマホの充電313回、ドライヤーや電子レンジ、ケトルまで利用できるというまさに”モンスター級”のモバイルバッテリーだ。

 モバイルバッテリーはさすがに高すぎるものの、ライフセーバーボトルは約2万6,000円、地震対策30点避難セットは約3万円と比較的お手頃なため、視聴者にも備えとして購入をおすすめした。

影響力の正しい使い方

 ヒカキンは今回に限らず、地震やコロナ、台風などが発生すると注意喚起の動画を投稿している。3月に停電を体験した際もすかさずiPhoneで状況を生配信するなど、YouTuber魂を見せつけた。

 そんなヒカキンの注意喚起は影響力が高く、今回の動画は公開わずか2日で200万回以上の再生回数を記録している(2002年5月5日時点)。老若男女問わず多くの視聴者を抱えるヒカキンの場合、良くも悪くも発信した内容は瞬時に拡散される。

 ただヒカキンはその影響力を正しい方向で使用し、急な地震に備えて「自分ができることをしよう」と視聴者へ喚起した。約10年にわたって業界をリードするヒカキン。これだけの間トップの地位を守れるのは、こういった正しい“影響力の使い方”を把握し、世の中の役に立つような動画を公開し続けているからではないだろうか。

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